水害のリスクと、重要事項での説明義務化について
みなさま、いつもお世話になっております。
ViVi不動産株式会社の檜木 (ひのき )でございます!
昨月は、台風発生件数が0件だった初めての7月ではありましたが、
7月3日~7月31日の梅雨前線の発達に伴う、一連の豪雨災害により、
ニュースでは毎日、家が沈み、当たり前の日常が流されていく、そんな映像が記憶に新しいところでございます。
そういった近年の大規模水災害の頻発により、甚大な被害が生じていることもあり、
不動産を売り買いする際にも、水害リスクについて説明をすることが、重要になってきています。
そこで、令和2年8月28日より施行される法令で、重要事項での説明義務化が決まりました。
そのため、不動産取引時の重要事項の説明項目に下記が追加されました。
①水害ハザードマップがあるかどうか(洪水・雨水出水・高潮)
②水害ハザードマップにおける宅地建物の所在地
・水害ハザードマップの種類(富山市の場合 2020.8月現在)
洪水ハザードマップ
(洪水の定義・・・河川の水量が以上に増加し、天然や人口の河川から水があふれる状態。)
富山市の場合は、エリアごとに分かれて洪水ハザードマップが13種類あります。
また、各河川ごとに、別途地図があります。気になる方はこちらから
雨水出水ハザードマップ
(雨水出水(内水)の定義・・・市街地内を流れる側溝や排水路、下水道などから水があふれる状態。)
富山市の雨水出水の地図は、1つだけあります。松川雨水貯留施設
高潮ハザードマップ
(高潮の定義・・・台風や発達した低気圧が海岸部を通過する際に生じる海面の高まり。※地震によって生じる津波とは異なります。)
富山市には、高潮ハザードマップは存在しません。
その都道府県の市町村にハザードマップがあるかどうかを下記サイトで調べることもできます。
ハザードマップには、水害がどこで発生しやすいのかだけではなく、有事の際の避難所について等、様々な情報が記載されていますので、
自分や家族の安全のために 今お住まいの場所がどうなのか、避難場所はどこなのか等をチェックするもの良いかもしれませんね。
また、当社では、皆さまのお家探しをサポートするために、ご予約してご来店いただいた方に”エリア調査レポート”をお渡ししています。
ハザード情報や土地の履歴、地形分類などをまとめたもの だけではなく、
周辺の施設情報をまとめたもの や 人口や世帯などの国勢調査情報、公示・地価情報をまとめたもの もありますので、
ご興味ありましたら、”エリア調査レポート”より、お問い合わせ下さい!