AI(Claude)と共闘して4ヶ月!次はGensparkに挑戦!
富山市で不動産一筋! ViVi不動産の矢郷です。いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、最近私がすっかり夢中になっている「AI(人工知能)」との格闘の日々、
そしてこれから試そうとしている新しい武器について、少し熱く語らせてください。
「これって、ほんとに社長が作ったんですか?」
4か月ほど前に、クロウドを使って不動産ツールを作ったときにうちのスタッフから言われた言葉です。
現在、ViVi不動産の事務所で使っている見積ツールや、テレアポのトークスクリプト、リノベの好み診断など……実はこれ、すべて私がAIと一緒に作ったものです。
数えてみたら、なんとすでに8つもありました。しかも今、9つ目を作っている最中です。
私が最初のツールに手を付けたのが今年の4月中旬。期間にしておよそ4か月での出来事です。
私は決して「ITに詳しい人間」ではありません。
パソコンは日常業務で使いますが、プログラミングなんて一行も書けません。 それでも、現場でしっかり動くツールができてしまう。
この4か月で、私の中の「ITの常識」はすっかり壊れてしまいました。
この4か月で作った「8つのツール」
参考までに、私がAI(Claude)と一緒に作ったのはこんなツールです。
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リノベ好み診断ツール
ご夫婦それぞれに質問に答えていただき、好みのテイストを可視化するもの。奥様とご主人で答えが違うのがまた面白いんです。
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フルリノベ/水回り見積ツール
マンション・戸建てそれぞれの価格体系を組み込んで、その場で概算が出せる優れものです。
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見積比較ツール
再見積もりのとき、「なぜ金額が変わったのか」をお客様に分かりやすく説明する資料が自動で作れます。
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残金決済のご案内ツール
決済当日に必要な金額と書類を、お客様ごとに整理してお渡しするためのものです。
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買取再販の進捗ボード
仕入れから引渡しまでを、7つのフェーズでパッと見て管理できるようにしました。
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テレアポ用トークスクリプト
反響の種類別に、4パターンの受け答えを用意しています。
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売主様・買主様向けアプローチブック
商談の流れをカード形式で分かりやすく整理しました。

そして今まさに格闘中なのが、9つ目の「住宅ローン比較ツール」です。
北陸銀行さん、富山第一銀行さん、北陸労金さん──。
銀行によって金利も商品も違います。それを横に並べて、お客様が「いま払っている家賃と比べてどうなのか」を一目で見られるようにするツールです。
労金さんの「まるっと500」のような使途自由ローンを組み合わせる場合の月々や、返済期間を変えたときの違いも、その場で並べて見せられるようにしています。
資金計画のお話は、口頭で説明してもなかなか伝わりません。
「この銀行だと月々いくら、こっちだといくら」と数字が並んで動くのを一緒に見ていただくのが、いちばん腹落ちしていただけると確信しています。
これらはすべて、「うちの業務ではこういう計算が必要なんだ」「この場面で説明が足りなくてトラブルになったんだ」という、
現場のリアルな困りごとから生まれました。
市販のシステムには、富山の中古×リノベにここまで寄り添った機能はありません。
当たり前ですよね。うちの困りごとを一番知っているのは、うちだけですから。
正直に書きます。ぜんぜん一発ではできません(笑)
さて、ここが今日いちばんお伝えしたいところです。
世間では「AIは一瞬で何でもできる魔法」のように語られがちです。たしかに、最初の下書きは驚くほど速く、数分で形になります。
でも、そこから先が長いんです。
たとえばリノベ診断ツールでは、間取り図の画像がどうしても表示されませんでした。
原因は、私がファイル名を「日本語」でつけていたこと。パソコンの中では平気なのに、Web上では読み込めないことがあるらしいのです。
10枚の画像を全部英語名に直して、ようやく全部映ったときは半日つぶれていました。
テレアポツールでは、ボタンを押しても何も起きないという症状が何度も出ました。原因を直すと別の場所が壊れる。「もういいや!」と投げ出したくなったのを何度も覚えています。
つまり、AIは「たたき台をものすごい速さで出してくれる相棒」であって、完成品をポンと出す自動販売機ではないということです。
面白いのは、この試行錯誤の相手であるAI(Claude)も、一緒に苦労しているように見えることです。
「すみません、そこは私のミスです」「今度はこの方法で試してみましょう」と、根気よく付き合ってくれます。何度もつまずいて、二人(?)でため息をついて、ようやく動いたときは素直にうれしいものです。
外注していたら、「できました」と納品されるだけでこの過程は全部見えません。
でも自分で作ると、どこがどう動いているかが体でわかる。だから自分で直せるし、改善のアイデアも次々と湧いてきます。これは思わぬ副産物でした。
いちばん強いのは「現場を知っている人」
この数か月で、私は一つの確信を持ちました。
AIの登場でいちばん得をするのは、ITの専門家ではなく、現場の知識(ドメイン知識)を持っていて、これまでITを諦めていた私たちのような人間だということです。
昔なら、システム会社に業務を一から説明し、何ヶ月も待って、高いお金を払う必要がありました。
いまは、私が日本語で「うちの水回りリフォームはこういう価格構成で、パック割引はこういう条件で外れる」と説明するだけで、その日の夕方には試作品が動いています。
同時に、こうも思います。
査定額の裏にある町ごとの事情、複雑な権利関係、相続がからんだときの整理、そして何より、お客様のご不安に寄り添う会話──これは、どれだけAIが進化してもツールには絶対にできません。
ツールが増えるほど、我々「人」がやるべき仕事の輪郭がはっきりしてきたというのが、いまの実感です。
さて、次は「Genspark(ジェンスパーク)」を試します
そんな中、新しく気になっているAIがあります。「Genspark(ジェンスパーク)」です。
ざっくり言うと、とんでもなく優秀なリサーチャー(調査員)らしいのです。
Claudeが「作る」のが得意なのに対して、Gensparkは「調べてまとめる」のが得意。
しかも、ただ文章で返すのではなく、画像や見出しの入ったきれいな1枚のWebページ(Sparkpage)に自動でまとめてくれるとのこと。
これ、当社の仕事ですぐに使い道が浮かびます。
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エリア環境レポート
「この町の物件を検討しているんだけど」とご相談いただいたとき、学区、買い物のしやすさ、ハザードマップなどをきれいなページにまとめてタブレットでお見せする。うちの理念である「思いやり」を形にする、最高の道具になりそうです。
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補助金と建材の最新調査
国・県・市の制度は条件も期限もバラバラ。断熱窓もメーカーごとに性能と価格が違います。ここを毎回調べ直すしんどい作業を任せられるなら、かなり大きいです。
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制度の最新チェック
毎年のように変わる税制や特例の条件。ご相談を受ける前の「知識のアップデート」が数分で終わるなら、それだけで価値があります。
「Gensparkがあれば他のAIは解約していいのでは?」とも思いましたが、適材適所ですね。作るのはClaude、調べるのはGenspark。(丸ノコで釘は打てないのと同じです!)
まずは無料プランから使い勝手を確かめて、業務で本当に効くと感じたら本格導入するつもりです。
最後に
正直に言えば、私は今も「ITに詳しい人間」ではありません。ファイルをシステムにアップロードするだけで、いまだに毎回ドキドキしています(笑)。
でも、こんな私でも8つのツールを作れました。
もし同じように「AIは気になるけど、ITは苦手だから」と足踏みされている同業の方がいたら、お伝えしたいです。必要なのはIT知識ではなく、「うちの現場のここが不便だ」という具体的な困りごとと、何度でも作り直す根気だけです。
ツールがどれだけ便利になっても、最後にお客様の人生の大きな決断に立ち会うのは、私たち人間です。
だからこそ、事務作業はどんどん機械に任せて、「人にしかできない、お客様を思いやる仕事」に時間を使いたい。
そのために、私はこれからも新しい技術をドンドン試していきます。次のブログは、おそらくGensparkの使用レポートになると思いますので、ぜひお楽しみに!
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(作成日:2026年7月30日)
ViVi不動産株式会社 代表取締役社長 矢郷修治



