灯油の処分って意外と大変！
建物を解体する時に一番困るのが、灯油の処分。
解体屋さんは、ルールがあるらしく、どこの会社も「液体系の廃棄物は、事前にそちらで処分してください！」と言われてしまいます。
用水に流したり、土に染みこませるなんて絶対にしてはいけません。 近隣の方に多大な迷惑がかかります。
（灯油って分解されないので、土中にずっと残ります。）
量が少なければ、布に染みこませて家庭ごみとして捨てたり、ストーブを稼働させて使い切ったりできるのですが、
今回のお家は、なんと200リットルの灯油が灯油タンクに残っておりました。
スタッフにガソリンスタンドに聞かせてみましたが、廃油処理を受け付けていないガソリンスタンドも結構ありました。
受付しているガソリンスタンドにしても、「数十リットルならOKだけど、２００リットルは・・・・・何回かに分けて日を置いて持ってきてください。」と渋い顔。
現場まで来て引き取りしてくれるところは不可の所ばかりでした。
ネットで1件だけ引き取り可能のところを見つけましたが、費用はなんと「10万円」とのこと。 高っ！
今後、「灯油処理で困る売主さんもいるだろう！」といつもの楽観的考えで、ポリタンク10個と電動ポンプ購入しました。
（後から、ポリタンク20個購入したことが判明してショックを受けましたが・・・）
電動ポンプが延長パイプも入れて16000円。 ポリタンクが1個1200円で12000円。（・・・の予定がポリタンク20個購入したので24000円） 合計4万円の投資です。
今後お客様のために使えると思えば安いもんですね。
今後、営業スタッフにさせるかもしれないのに
私自身が、使い方を分かっていないのは失礼だと思い、
早速自分で挑戦してみました。
窓が開いているのは、内部のコンセントから電源を引っ張っているからです。
おおっ！ 意外と簡単。 そして電動ポンプはやっぱりパワフル！ あっという間に20リットルタンクがいっぱいになります。
（気を抜くと溢れますのでご注意を！）
灯油の色も透明で澄んでおり、黄味がかっていないのでまだまだ使えそうです。
営業スタッフにもやり方を教えるために、半分の１００リットル分だけポリタンク5個に詰め込みました。
当社の某事務スタッフのお家で灯油ストーブを使っているそうなので、200リットル分を無償で贈呈することとなりました。 WIN WINですね！
一番良いのは使い切る事ですが、どうしても余ってしまったという方は、
電動ポンプも、（誤発注で大量に余っている）ポリタンクもあるので、当社の仲介で売却して下さった方は、今後は灯油の処理お手伝いできます！
これも差別化？(笑)
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令和６年１月２９日
ViVi不動産株式会社 矢郷修治
