ファイト!
能登半島地震とその影響を受けた中で大学共通テストに臨んだ受験生のみなさんへ
まずは共通テストお疲れ様でした。
令和6年1月1日、能登半島地震が発生し、多大な被害をもたらしました。この災害は私たちの生活に深刻な影響を与え、多くの方々が苦難の時を過ごしています。 特に、大学入学共通テストを控えた受験生にとっては、計り知れない困難が生じたことでしょう。
しかし、このような困難な状況下にあっても、受験を諦めずに挑戦する皆さんは、非常に立派です。
地震の恐怖と戦いながらも、未来への一歩を踏み出す勇気を持つことは、簡単なことではありません。あなた方の強い意志と努力は、多くの人々にとって大きな励みとなることでしょう。
余談ですが、隣国の韓国には「スヌン」と呼ばれる大学入試試験が存在します。
スヌンは、毎年11月に一斉に行われ、日本の大学受験以上に韓国の高校生にとって人生を左右するほどの重要な試験です。
その難易度と競争の激しさは世界的にも知られており、その特徴は、その一発勝負の性質にあります。
1年に1度の試験で、その結果が直接大学進学の可否に影響を及ぼすため、韓国の受験生にとっては極度のプレッシャーとなります。
また、韓国社会では、スヌンの結果がその後のキャリアや社会的地位に大きく影響するとされ、受験生だけでなく家族にも大きな負担がかかります。
対して日本の大学共通テストは、年に一度ではありますが、いろいろな受験の形が選択できるようになっており、複数の大学への出願が可能いるので、一定の柔軟性が保たれ、受験生にとってはスヌンに比べるとプレッシャーが少ないと言えるかもしれません。
今回が上手く出来たとしたら気を緩めずにあと少し頑張ればいいですし、万一ダメだったとしても日本の制度ならまだチャンスがあるんです! あきらめずに頑張りましょう! その姿勢が将来につながるのですから!
今回の能登半島地震によって、一番大事な時期をかき乱されながら試験に挑む受験生は、その経験とプレッシャーを糧にして強い精神力を養い、乗り越えてくれることを祈るばかりです。
受験生の皆さん、日本であれ韓国であれ、試験の結果は大切ですが、あなた方がこれまでに積み重ねてきた努力は、必ずあなたの将来に役立つ貴重な経験です。 どんな状況でも最善を尽くし、自分自身を信じてください。
最後に、あらゆる困難を乗り越えて挑むすべての受験生に、心からのエールを送りたいと思います。あなた方の健闘を心より祈っています。頑張れ、受験生! あなたの未来は、きっと明るいものになります!
令和6年1月14日
ViVi不動産株式会社 矢郷修治