普通（？）の新築は今年中に買わないと大損する理由
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001614066.pdf
上記の表は、令和5年とそれ以後に住宅ローンを利用して不動産を購入した場合の「住宅ローン控除」の利用額早見表です。
なんか今年購入して入居するのと、来年以降に購入して入居するので、大きく変わるところがあるのは分かりますか？？？
他にもいろいろ減額になる項目はあるのですが、なんと、新築住宅で、「長期優良」でもなく「低炭素住宅」でもなく、「省エネ住宅」でもない普通（？）の住宅は
住宅ローン控除が来年度から使えなくなることになってしまいました。
単純計算すると、普通（？）の新築を今年中に購入すると、住宅ローン控除で戻ってくる金額が最大273万円なのに対して、来年以降購入すると、０円ってことです。
（ちなみに、令和5年末までに建築確認を受けた新築住宅に限っては入居が令和６・７年になっても住宅ローン控除は利用できます。 但し限度額２０００万円に減額され 期間10年に短縮されるので、最大140万円しか戻ってきません。）
国も本気です！ 今までエネルギーを、際限なく無駄遣いしていたのを一気に引き締める覚悟が読み取れます。 昨今の電気代、ガソリンの高騰をみると至極当然の事ですね。
この中で、私が気になるのは、買取再販住宅の取り扱い
資料だけを読んで、自分なりに解釈すると、買取再販住宅は省エネ基準以上のリフォームをしなければ、住宅ローン控除対象に該当しなくなるというように読み取れますがどうやら限度額２０００万円に減額され 期間10年にはなるけれど利用できるとのこと。（当社の顧問税理士談）
とにもかくにも、来年からは、住宅ローン控除が最大限利用できるように、省エネリフォームは必須になる予感！ そうなると、今まで以上にリフォーム費用を掛かってしまうことになり、売り出し金額も高くなってしまいます。 今は高いと売れない時代なので、買取金額を今以上に低くしなければいけないことになるでしょう。
ここ2～3年以内に住宅を購入しようと考えている人、そして不動産を売ろうと考えている人は、税制面から考えると、間違いなく今年中に購入するか売却した方がお得ってことですね！
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令和５年8月22日
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