連生団信って安心
「連生団信」って制度があります。
ご夫婦で共同で住宅ローンを借りた場合、万一ローン返済中にご夫婦のうちどちらかが癌になったり、交通事故で死亡した場合に、
どちらの方が亡くなったとしても、住宅ローンが生命保険によって全額免除になるという保険です。
凄いですよね!
今までの「団信」(団体信用生命保険)は主債務者の方が亡くなった場合にのみ全額免除になるか、年収の割合でそれぞれに保険がかかる
(例 年収700万円のご主人と年収300万円奥様のご夫婦が2000万円の住宅ローンを借りた場合、団信の保険金額はご主人が1400万円奥様が600万円の年収按分になります。)制度でした。
それがどちらが亡くなっても、全額免除なんてものすごい安心!!
但し、元々の住宅ローンの金利に0.2%の金利がプラスになります。(左記は富山第一銀行の場合 北陸銀行の場合は0.3%又は0.35%)
35年ローンで3000万円借りたと仮定すると、通常の支払いに加えて、月々の支払いが2,600~2,700円増える感じです。
その負担が多いと感じるかどうかは人によって違うと思いますが、35年という長い年月には何が起こるかわかりません。
不測の事態が起きたときに月額約2600円で住宅ローンの呪縛から解放され、抵当権の無い土地と建物が手に入るとなれば
今後の不安がだいぶん減りますよね。
「連生団信」に関しては、金利が0.2%しか上乗せにならない富山第一銀行の方が北陸銀行よりもお得っ!ってことになりますね。
でも、富山第一銀行はホームページなどでそこのところをほとんどアピールしてませんから、一般のお客様は認識していないかも・・・・
だからこそ、私たち不動産会社が、各銀行の住宅ローンの知識を万全にして、お客様にピッタリの住宅ローンを提案してあげるべきなんでしょうね!
令和4年11月15日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治