保育園児バス置き去り事故 また起きてしまった・・・・
保育園児バス置き去り事故 また起きてしまいましたね・・・・ 亡くなられたお子さんのご冥福をお祈りいたします。
この事故! 私としては、事故というより事件だと思います。
なぜなら、同様に事故は昨年にも起きていて、それを基に対策はできたはずだし、この事故が起きる前に、いくつもの危険な予兆は有り、防ぐためのチャンスもいくつも有ったはずですから・・・・・
このような痛ましい事故(事件)が起きるたびに、以前からご紹介している「ヒヤリハット(ハインリッヒ)の法則」を思い出します。
☆ヒヤリハット(ハインリッヒ)の法則とは
「ハインリッヒの法則」とは、労働災害の分野でよく知られています。 事故の発生についての経験則です。
1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常、いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れているというもの。「1:29:300の法則」とも呼ばれています。
今回のきっと 重大事故に至らなかった300件の軽微な事故、重大事故寸前だった29件の事故が隠れていたはず。
マスコミの情報を見ていても、今回の件は、置き去りにされた園児を早期に発見できるチャンスが何回もあったにも関わらず、
それを職員が見逃して(見過ごして)しまっているようです。
保育園の職員の方々も悪気があったことはないのはわかりますが、自分では身を守れない幼児を預かる仕事なので、万が一でも事故は有ってはいけないのです。
ヒヤリとしたりハッとしたりしたことが有ったら、即座に改善しなければならないのです。 そして人間はミスするものだということを認識する必要があります。
今回は、福岡に続き静岡でも、同様の悲劇が繰り返されてしまいましたが、ヒューマンエラーが起きることも含めて、
二度とこのようなことが起きない対策を各保育園が実施してくれることを切に願います。
当社にもどこかに「ヒヤリハット」が存在するはず! 再度見直して改善いたします!
令和4年9月8日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治