「4630万円誤振込騒動」 後悔先に立たず!
山口県のある町の「4630万円誤振込騒動」
収拾のつかない状態になってしまいました。
町役場が24歳の青年一人に4630万円ものお金を誤って振り込んでしまったのはもちろん大きなミスですが、返還請求に対してのらりくらりと交わし、その間に口座からお金を少しずつおろして、気づいたときには空っぽにして、勤めていた会社も辞め雲隠れ・・・・・
町役場は、このままにしておけないので、裁判所に提訴し、ホームページに実名を公表。
これだけニュースで騒がれているニュースですから、国民は大注目。 実名が公表されたとあれば、みんなこぞってホームページを見に行きます。(かくいう私も、先日HPを見ようとしましたがアクセス集中でHPがパンクしていました。)
このネット社会では、実名公表は全国指名手配に等しいですね。 そのうち学校で一緒だったりした人が顔写真なんかをネットに掲載して、この若者はさらに追い詰められることに・・・・・
町役場も、この若者も、関係者のだれもが幸せにならない結末が容易に予想されます。 男性の平均生涯年収は約2.92億円と言われています。 そして長寿国家になった日本では「じんせい100年時代」が叫ばれています。
そう考えるとこの若者は、残り70年以上の人生を、たった4630万円で放棄してしまったことになります。 4630万円を70年で割ると1年あたり約66万円
66万円で働かずに1年間生活することはほぼ無理です。 働くにしても名前がばれてるので、まともな職には付けません。
20代の若者が見たことが無いであろう8桁の大金に目がくらんだんでしょうが、軽率すぎる・・・・・
この後の人生という名の長い航海、横領犯としてネット上で公開され続け、ずっと後悔し続けることでしょう! 「こうかい」だけに・・・・
目の前に第三者のお金があったとして、もしも出来心でそれを盗みたいと思ってしまったときは、まじめに働いたときに稼ぐことが出来るであろう生涯年収を放棄するもったいなさと、盗んだお金だけで、世捨て人のような生活で人生を送るのが良いのかどうかしっかり考えてみてください。
絶対に割に合わないはずです。 正直者はバカを見・・・・ません!
令和4年5月16日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治