放置自転車
新しく管理を受けたアパートを見に行ったら敷地内にパンクした駐車場が4台も放置されていました。 かごにはゴミが詰め込まれ、タイヤはパンクしている。
塗装も剥げ、錆びだらけ・・・・
すぐに撤去したいところですが、盗難届が出ている自転車かもしれないし、後からトラブルになる可能性もあります。
近くの派出所に電話して見に来ていただきました。 防犯登録シールが貼ってあったので調べてもらいましたが、盗難届は出ていません。 4台の登録者は、現在住んでいる入居者でもありません。
それなら、「即刻撤去」と行きたいところですが、おまわりさんに相談すると、そうもいかないらしい・・・・・。
遺失物と同じで、「撤去勧告」の張り紙をして3か月待ってから撤去してください!とのおまわりさんからアドバイス頂きました。
防犯登録シールでおまわりさんは、自転車の所有者はわかっているけどおまわりさんは個人情報保護法の関係で私達には教えてくれません。
マナーがなっていない人間のせいで、撤去費用はこっち持ち! う~~~ん納得がいかない・・・
以前に誰かから同じようなことがあった時にこんな慰めの言葉を頂きました。
「所属する会社、第三者関係なく、誰かに嘘を付いてでも、迷惑をかけてでも、私利私欲に走る人は、全てにおいてそうだから、どこかで馬脚を露わすので、信用されないし、必ず報いを受けるんだよ!」
私利私欲は「しりしよく」と読みます。(意味は自分の利益や欲求、欲望などを求めるというものであり、自分勝手に振舞って自分だけが得をすればいいという考え方です。)
その通りですね。 溜飲を下げることにします。 まずは今入居していただいている入居者の方々が気持ちよくお住まい頂くことが一番大事ですものね。
会社で横領をしていて、それがばれてニュースになっている人たちもそうですが、こういうことを続けていると、どこかでバレて、今までの信頼をすべて失って、今後の人生下向きになってしまうのに、目先の利益に負けてしまうんでしょうね・・・・・
放置自転車の所有者の目には触れないのでしょうが、でかでかと「撤去勧告」の張り紙をしました。
3か月後には可哀そうな自転車たちを処分することになってしまうのでした。
令和4年1月11日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治