空き家の現状
先日、日本の空き家の現状とその対処方法に関しての研修を受講してまいりました。
このままだと、2023年には空き家率は約21%にまで上昇すると予測されています。
そんな状況を打破しようと、全国では空き家の解消に取り組むすごい方がいるのです。
自分では絶対に思いつかないような空き家の利用方法を教えて頂きました。
空き家にしておく理由の1位から3位(複数回答)までご存じですか??(平成26年度空き家実態調査 より)
第三位は 「特に困ってないから」 37.7% ← 余裕のある方が多いんですねぇ・・・
第二位は 「解体費用をかけたくないから」 39.9% ← 年々解体費用は値上がりしています。そんなこと言っているとさらに解体した後の手取り額が少なることに・・・・ 放っておいたって建物がきれいになったり新しくなる魔法なんてないのですから・・・
第1位は 「物置として必要だから」 44.9% ← 巷には安いトランクルームがいっぱいあります。一等地の古い建物を物置にしておくことはとてももったいない話。 空き家になってすぐに売ればそのまま売れたかもしれなかった建物も、維持管理しない状態で時間がたてば劣化し、雨漏りやシロアリなどが起きて解体が必要になってしまうこともしばしば。 経済的にとっても損です。
ちなみに、空き家の取得経緯は 56%が相続です。 相続をして3年以内に売却した場合は、譲渡所得税が3000万円まで無税になる、お得な税制もあります。(各種適用条件あります。詳しくはお調べしてみてくださいね。)
空き家の解消に一番大事なのは、「空き家になった途端にすぐに動くこと」 これに限ります!!
放っておけば放っておくほど、建物は劣化し、再利用が難しい状況になります。 前述のように解体費用だって上がることはあっても下がることはありません。
私は立ち上がることに決めました。
とりあえずは7月までに空き家相談士という資格とともに知識を取得して、空き家に困っている富山市の皆さんの助けになるべく動き出します。
取得でき次第、旧富山市の空き家の有効利用及び空き家の解消に向けて精力を注ぎます!
令和3年6月22日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治