囲い込み絶対ダメ!
不動産業界の悪い習慣の一つに「囲い込み」というものがあります。
囲い込みというのは、簡単に言うと 情報の独り占めをしてしまうことです。
お客様から売却を任された不動産の情報を、他の不動産会社には流さず、自分だけのお客様にしか流さないこと。
そうすることのその会社のメリットは、売主さんと買主さんの両方から仲介手数料がもらえて、1件の仲介で2倍儲かること!
デメリットはほかの不動産会社のお客様の方が高い価格で購入してくれたかもしれないのに、そのお客様には物件を紹介できなくなるので、売主様は高い価格で売れる可能性をつぶされてしまうこと!
宅建協会も、国土交通省もこの悪習をなくそうとしていますが、なかなかなくなりません。 大手の不動産会社でさえ、それをいまだにやっている会社があり、週刊誌に掲載されてしまうほど!!!
残念ながら、富山でもその「囲い込み」行為は横行しています。 富山の不動産業界では大手と言われる会社の何社かも堂々としているように見受けられます。(実は大手になるほどそれをしてしまっています!)
先日も囲い込みをしていると思われる不動産会社にそこが取り扱っているマンションを見せたいのに、「そこは引っ越しが終わってないので2週間後しか見せられません」「そこは申し込みがはいいているので見せられません」とどのマンションを問い合わせても案内させてくれない・・・・・
これを罰する方法はないし、売主様もその弊害をよくわかっていないから、それをされていても気づかないし、気づいても何も言わない。売却額に数百万円の差額が出る可能性だってあるのに・・・・)
当社は「囲い込み」をしないと決めていますが、このままでは「正直者がバカを見る」ことに・・・・
でも、当社は富山を愛し、愛されたいと思っているので、絶対それはしません!
不動産Gメンみたいな人がいて、不動産の清浄化のためにそういうお客様をお金としかみていない会社に鉄槌を加えてほしいものです!
不動産の売却をする人にアドバイスするとしたら、不動産会社選びは、どんなに面倒でも、1社だけでなく数社にお話を聞くべきだと、強く進言します!!!
ここでは書きませんが、当社にお声がけいただければ、囲い込みをして売主さんに対して、どんな背信行為をしている不動産会社の手口じっくりお教えします!!
令和3年2月22日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治