誰にとっても優しいマンション!!
先日、ご家族に車いすを利用している方がおられるお客様にマンションを購入して頂きました。
最近のマンションは、ほとんどバリアフリーになっており、身障者の方に一見優しい作りになっていますが、細かいところを見ると、駐車場へ続く扉のところに段差があったり、身障者専用駐車場が無かったり、身障者の方のために真剣に考えていないなぁ・・・と思われることがしばしば。
でも、そんな中でも、いくつかのマンションの管理組合は、気づいているようで、身障者の方優先の駐車スペースを作り始めたり、出来ることから始めているのが見受けられます。
そんな偉そうなことを言ってますが、上記のことに気づいたのは、今回のお客様のお手伝いをして、いままで健常者の目でしか見ていなかった、視野の狭さに気づかされたからです。
私にできることは大きくありませんが、身障者の方も住みやすいマンションを増やす努力を、不動産会社そしてマンション管理士の立場からしていきたいと思うのでした。
「うちのマンションは健常者向けに作られたマンションだから・・・・」なんて言ってる人は、考え方が古いです。 誰にでも優しいマンションに変えていくことは、人のためになるだけでなく、(高齢者の方や身障者の方の)購買層を増やすことにつながるので、マンションの価値・価格を引き上げることにだって繋がります。 そしてそのマンションに住んでいる子供たちへ他人に優しい社会を実体験させる教育にだってなります。
身障者の議員さんのために国会議事堂のバリアフリー化の話はまだ耳に新しいですが、東京で行われるパラリンピックもいいきっかけですよね! とりあえず、パラリンピック応援しようッと!
令和1年10月4日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治