む・むずかしい・・・
先日ご相談下さったお客様のお話し
相続した不動産を売却したいとのご相談なのですが、売る前に解決しなければいけないことがある案件でした。
一つは、土地の真ん中に他人の所有地が入ってしまていること。その上、その人の登記年月は明治時代なので、おそらくその方は無くなられていて、相続人がうじゃうじゃいる可能性が・・・
もう一つは、その不動産は相続登記が未了で、相続人の一人が行方不明であること。
民放では20年以上自分の土地だと思って使用していて、相手も何も言ってこなければ、時効取得という方法がありますが、それもそんなに簡単ではありません。
また行方不明の相続人に関しては、その人を無視して相続を始めるわけにはいかず、できる限り探さなければいけないのです。どうしても見つからない場合は代理人制度があります!
司法書士にも相談したのですが、この第三者の土地を自分のものにするまでには100~200万円もしくはそれ以上費用がかかる可能性があるかも????だそうです。 たった5坪ほどのの土地のことですが、放っておくと大変になるという教訓ですね!
今回のケースは、私が扱った不動産の中でもトップレベルの難しさ。 む・難しいけど何とかしてあげないと!!! 出来るだけ頑張ってみます!
この土地がそうだったのかはわかりませんが、大きな問題がある不動産って、多くの場合、個人間で不動産会社を通さずに売買しているときに、知識の無いもの同士が、「なあなあ」で行ってしまうことで、将来大きな問題に発展してしまいます。 数十万円の仲介手数料を削減したばかりに、調査を怠り、子孫に数百万円の負担が発生する事態になってしまうなんてその時には想像しなかったでしょうね。
でも実際は良くあること!
火曜サスペンスドラマなんかでは、悪徳不動産会社の社長が恨みを買ってバンバン殺されたりして不動産会社って、人をだまして、人の弱みに付け込んで、金もうけばっかりして「社会のくず」(自虐的過ぎます??(笑))のように扱われてますが、実際はまじめに地域の役に立とうとがんばっている不動産会社がほとんど!
みなさん不動産会社の必要性わかってくださいね!(笑)
令和1年8月26日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治