実は・・・本書いてます・・・・
ある方からのお誘いがありまして、「不動産売却」についての本を執筆中です。
いい不動産会社の選び方、不動産を早期により良い条件で売る方法、不動産売却時の注意点などなど、いままで培ってきた不動産の知識、ノウハウを出し惜しみせず
一気に出し切りたいと思っています。 たいしたノウハウではないですけど、不動産会社で28年間働いてきたので少しはいいこと書いてあると思います(笑)
読む人は少なくてもいいですが、一人でもこの本のお陰でいい不動産取引ができる人がいてくれればと願うばかりです。
内容をちょっとだけ紹介すると・・・
「不動産会社選び」
不動産会社は、知り合いだからとか、昔からあるから、とかで、適当に選んでは絶対にダメです! 特に地元で昔からある不動産会社に頼むときは特に注意してください!
不動産会社って皆さんが思うより横のつながりがとっても強いのです。 地方の不動産業界は、いまだに縦社会が根強く残っており、古参の会社の社長さんたちは宅建協会の理事などを務めていたり、青年部のOBだったりして、若い世代の経営者は、若い時に可愛がっていただいた恩もあり、頭が上がらないことが多いのです。
お客様が A社さんという古参の会社に売却を頼んだのに、全然売却活動してくれなかったり、報告してくれなかったりして、会社を変えたくて、一生懸命活動してくれそうな創業年は若いけど、HPがしっかりしていたり、広告をしっかりしているB社に頼もうとするとします。
多くの会社がそうなのですが、B社がまず聞くのは、「いままでどこに売却を頼んでいたか?」を聞きます。
理由は、若いころや今も、お世話になっている会社かどうかを確認するのです! もしA社さんが、不動産の実力はともかく、業界内で顔が広く、力を持っていたりすると大変です。 業界の集まりなどでもしょっちゅう顔を合わせなければいけない、A社さんと険悪になりたくないから、売却を請け負うことに及び腰になってしまうのです。
当社の場合は、もしもA社さんがお知り合いの会社だった場合には、お断りまではしませんが、次のように売主様からA社さんへ連絡して許可をもらってもらうようにしています。 「なかなか売れないので、専任媒介(あるいは専属専任媒介)ではなく、一般媒介に変更してもらって、他の不動産会社に頼んでもいいですか?」と!
どんなにお客様に言われようとも、同じ宅建協会の不動産会社さんが受けていた物件の場合には、当社の場合は、一般媒介でしかお受けいたしません。
こういう形であれば、そのA社さんの顔をつぶすこともなく、そして成約の可能性を残しつつ、当社も活動できるようになるからです。
但し、一般媒介なので、当社の強みである各種広告媒体や広告費が、専任媒介の物件に比べると少なくなりますし、専任媒介の時にのみお付けしている付加価値サービスもなくなりますので成約はしづらくなります。
どこの不動産会社に頼んでも同じだろう! と考えている方が多いですが、ラーメン屋と同じで、味もサービスも全然違います。 どこの不動産会社を選ぶかによって不動産の価値まで前後すると言っても過言ではありません。
不動産会社の見極め方は・・・・・・ これ以上は 本で読んで下さいね!(笑)
令和1年7月11日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治