社長と言ってもいろいろある!
社長と言ってもいろいろある!
最近、360度どちらを見ても社長だらけのゴルフコンペに参加させていただきました。
いろいろな社長さんと話していて感じたのは――
「社長」と一言で言っても、その“格”や“生き方”には大きな違いがあるということでした。

「一人社長」と「組織の社長」はまったく別の生き物
「社長」という肩書き。
一見すると、どの会社の社長も同じように見えるかもしれません。
しかし、実際のところその中身はまったく異なります。
まず、「一人社長」と「人を雇っている社長」では、背負っている責任の重さが根本から違います。
一人で仕事をしている社長は、自分の生活・自分の利益のために動けば良い。
言い換えれば、自分がうまくいけばそれで完結する世界です。
けれども、社員を抱える社長はそうはいきません。
自分のことよりも、「スタッフの生活」「お客様からの信頼」「会社の継続」を常に優先しなければならない。
お金を稼ぐことよりも、“人を育てること”の方がはるかに難しく、時間も根気も必要です。
社員が成長し、お客様に感謝され、その家族までも安心できるようになる。
その姿を見届けることこそ、社長としての最大の喜びであり、誇りです。
「人を育てる」とは、結局“我慢”の連続
ただし、「人を育てる」というのは、決してきれいごとではありません。
正直、思い通りにならないことの方が圧倒的に多いです。
注意しても伝わらない、何度言っても同じミスをする。思った通りに成長してくれない。
それでも怒鳴らず、腐らず、見守りながら信じる――。
この“我慢”の積み重ねが、やがてその人を育て、自分自身も成長させてくれるのだと思います。
社長の仕事の中で一番大変なのは、「我慢すること」かもしれません。
でも、我慢できる社長ほど、会社も人も強くなる。
そんな風に感じます。
組織には「人を支える力」がある
会社を組織として運営していると、お客様に対してより手厚いサービスが提供できます。
誰かが体調を崩しても、他のスタッフがすぐにフォローできる。
お客様に“途切れない安心”を届けられるのは、チームで動く会社ならではの強みです。
さらに、理想的な社長とは「地域から頂いた利益を社会に還元できる人」だと私は思います。
ボランティアや地域活動、若者育成など――
そうした“地域への恩返し”ができる社長は本当に尊敬します。
正直、一人社長のまま数年が経っても組織化しない方は、
どうしても「自分のこと中心」になってしまう傾向があります。
もちろん自由であることは悪くありませんが、
他人を支える責任や喜びを知らずに終わるのは、少しもったいないように感じます。
「格」を感じるのはどんな社長か
今回お話していて、「この人すごいなぁ!」「なんて素敵な考え方なんだろう!」と感銘を受けた方々は、
やはり例外なく“組織や社員を育ててきた社長”ばかりでした。
(ゴルフをしていても大きな会社の社長さんはミスショットしてもクラブ投げないし、腐ったりせずいつもニコニコしている方多いですよね!)
正直、一人社長の方が気楽です。
好きな時に出勤して、好きな時に飲みにも旅行にも行ける。
自分の分だけ稼いでいればそれでOK。経費も使い放題。
(税務署のチェックはあるでしょうけど…笑)
でも、夜の街やゴルフで経費を使って、かわいいお姉さん方やキャディーさんに「シャチョー!ステキ~~!」「シャチョー!ナイスショット!」ってチヤホヤされて満足しているだけでは、せっかくの“社長”という立場がもったいない。
本当の社長とは
社員を育て、会社を強くし、次の世代にチャンスを与え、
そして地域に貢献していく。
そういう社長こそが、本当に「社会に必要とされる社長」だと思います。
同じ「社長」という言葉でも、背負っているものも、見ている景色も、まるで違う。
どれが正解というわけではありませんが、
もし今後も社長を名乗るなら、私は――
「人を育て、お客様も社員も幸せになり、地域に還元できる会社を創ろうともがき続ける社長」でありたい。
そして、同じ志を持つ社長さんたちとともに、
もっと学び、もっと我慢しながら、もっと組織を良くしていきたい。
そんな思いを強くした一日でした。
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(作成日:2025年11月7日)
ViVi不動産株式会社 矢郷修治


