社長ブログ

高知視察旅行で感じた「備える文化」と沢田マンションの衝撃

皆さんさん、こんにちは。ViVi不動産の矢郷です。

先日、高知へ視察旅行に行ってきました。

美味しいカツオ料理や人の温かさはもちろん素晴らしかったのですが、街を歩いていて一番印象に残ったのは、防災への備えが日常に溶け込んでいたことです。

道路の随所に「ここまで津波が来る」という高さを示す標識や、「津波避難路」の案内板。そして町ごとにそびえ立つ津波タワー。https://maps.app.goo.gl/1b7pMpzrjkqWcA7r5


高知の方々にとって南海トラフ地震は“遠い未来のリスク”ではなく“常に身近な現実”なのだと実感しました。

私たち不動産業も「安心・安全を備える姿勢」が重要だと、改めて考えさせられる時間でした。


そして、もう一つの衝撃 ― 沢田マンション

高知といえばもう一つ、有名な建築物があります。
それが「沢田マンション」。https://maps.app.goo.gl/PuMGrkMWVvACyWzE8

ご存じの方も多いかもしれませんが、1971年に夫婦が独学で建築を始め、現在も増築され続けている“日本最大のセルフビルドマンション”です。(どうやら建築確認を取得せずに建てているのでこれだけ大きい建物にもかかわらず違法建築らしい・・・ それで有名なのですが・・・)
訪れてみると、そのスケールに圧倒されるだけでなく、建物そのものがまるで“生き物”のように成長しているかのようでした。

普通の建物では考えられない構造、迷路のような廊下、手作り感に溢れながらも不思議と人が住み続けている空間。
そこには「規格や常識では測れない、人の暮らしの力強さ」がありました。

不動産会社の人間として、正直に言えば「これって売ることできるの??」という思いも浮かびました。
しかし同時に、住まいが“単なる箱”ではなく“人が生きていくために創り上げていくもの”だという原点を見せつけられた気がします。(宿泊もできるそうなので興味がある方は是非!)


富山に持ち帰る学び

高知で見た「備える文化」と「創り上げる暮らし」。
どちらも、私たちが富山で不動産を扱う上で大切にすべきことだと思います。

・災害に備える「安全の文化」
・住む人と共に成長する「暮らしの文化」

今回はとても勉強させて頂きました。 (南海トラフ地震は近いうちに来るんだと強烈に思い知らされました。)

富山の良さが改めて感じられたのも良い経験でした。

もうひとつ、旅の中で心に残ったのが「高知ならではのお酒の文化」。
**“べく杯(べくはい)”**という独特な盃。


「べく杯」とは

べく杯は、高知の宴席で昔から使われている遊び心たっぷりの酒器です。
底が尖っていてテーブルに置けない盃、口が大きくて一気に飲まないとこぼれてしまう盃、底に穴が開いていて指で塞がないと飲めない盃……。

要するに「飲み干さざるを得ない」仕掛けがされているのです。
仲間内で回し飲みをしながら場を盛り上げる、そんな遊び心と豪快さが高知らしい文化だと感じました。

 

 

 

 

 

富山市の中古戸建、中古マンションの売却の事なら
ViVi不動産株式会社

富山市の中古戸建、中古マンションの購入はビビすまへ!

👉 ビビすまホームページはコチラ

富山を愛するViVi不動産のおすすめスポット!
👉 ビビっと富山ページはコチラ

(2025年10月3日作成)
ViVi不動産株式会社 矢郷修治