新築VS中古、富山市で今選ぶならどっち?
新築VS中古、富山市で今選ぶならどっち? ~2025年の不動産市況を専門家目線で徹底解説~
「一生住む家」を探す時代は終わりつつあります。
近年の住まい選びでは、「ライフスタイルの変化に合わせて10年~15年で住み替える」という考え方が新たな潮流になりつつあります。
だからこそ今、富山市での不動産購入を考えるなら、「コストパフォーマンスの高い築古住宅を購入し、最初にがっつりリノベーションする」という選択肢に大きな注目が集まっています。
本記事では、2025年の最新市況をもとに、新築・中古それぞれの特徴を整理しながら、買い替えを前提とした新たな住まいの選び方をご提案します。
■ 1. 富山市の2025年不動産市場動向:二極化と供給不足が加速
1-1. 物件の登録数は減少、市場は「供給主導型」にシフト 2024年から2025年にかけて、富山市の不動産市場は大きな転換期にあります。新築・中古ともに登録物件数が減少し、中古マンションの供給数は前年比11.4%減。新築戸建の建築も減少傾向にあります。
1-2. 地価の地域差が顕著に 中心部(桜町・西町・総曲輪など)は地価が堅調に上昇し、郊外や農村部では下落傾向。「不動産需要と価格上昇が中心市街地に偏る傾向は、2025年に入りさらに顕著になっています」。特に芝園小学校区内では土地価格が急上昇しており、今後も競争の激化が見込まれます。
■ 2. 新築住宅の魅力と市況の現実
メリット:高性能・低修繕・税優遇・新築の安心感 デメリット:価格の高止まり・供給希少・立地制約
中心部での新築取得には即決力が必要で、長期居住や安心感を求める層には一定のニーズがあります。
■ 3. 中古住宅の魅力と戦略的な活用
中古住宅は、価格面での優位性と立地の自由度が魅力。さらに、購入後にリノベーションすることで、自分らしい空間づくりが可能になります。
特に築30年前後の住宅は価格が大きく下がっており、初期費用を抑えたうえで購入時のリノベーションにしっかりと資金を回せます。 また固定資産税・都市計画税の評価額が劇的に下がっており年間の維持費も少額で済みます。
最初にしっかりとリノベーションしておけば10年程度は修繕費用は掛かりませんし、売るときのイメージは良いと思われます。
これは、10年~15年後の住み替えを前提とした場合の理にかなっています。 コスパ良く快適に住みながらも、貯金も出来、10年後にはローンの残債も減り不動産が資産になっているのです。 (これが新築になると、今は資材が高騰しているので一度購入してしまうと多額の残債が残っている関係で手離れが悪くなってしまいます。)
「今のライフスタイルに合う家を、将来の資産価値と両立させながら持つ」選択として非常に有効です。
■ 4. 富山市で選ぶなら?2025年のプロの結論
「住まい=一生モノ」という発想を一度脇に置き、変化する人生に柔軟に対応できる“住み替え前提”の不動産戦略へ。
その第一歩として、築30年前後の中古住宅をコスパ良く取得し、最初に自分好みにリノベーションすることが、今後の富山市での住まい選びにおける最適解の一つと言えるでしょう。
■ 5. 最後に
私たちViVi不動産では、ただの物件紹介ではなく、お客様一人ひとりの「人生戦略」に寄り添った住まいの選択肢をご提案しています。
「今の暮らしに合う家を、未来の選択肢とともに手に入れる」──そんな柔軟な住宅戦略を、ぜひ一緒に考えてみませんか。
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令和7年6月22日
ViVi不動産株式会社 矢郷修治