「不動産営業 × ChatGPT」革命──3.5と4.0の違いを“人間に例えてみると・・・”
「不動産営業 × ChatGPT」革命──3.5と4.0の違いを“人間に例えてみると・・・”
こんにちは、不動産コンサルタントの矢郷です。
不動産の現場では今、確実に「AIの波」が押し寄せてきています。
中でも注目されているのが、OpenAIが提供するChatGPT。
すでに実務に取り入れ始めている会社も増え、「うちもそろそろ…」という声をよく耳にします。
ですが、ChatGPTに関して同業者さんからよく聞かれるのがこの質問。
「無料版3.5と有料版4.0、結局どう違うの?」
今回は、実際に不動産業務で使っている私の視点から、ChatGPTのリアルな活用法と、3.5と4.0の違いを「人間に例えて」わかりやすくご紹介します。
【最新データ】ChatGPTの利用状況はここまで来ている
まずは客観的なデータから。
野村総合研究所(NRI)が2024年に発表した調査によれば──
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ChatGPTの認知率:72.2%
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実際の利用率:20.4%(前年比 +6.2pt) (まだ全然使っている人少ないですねぇ・・・・)
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特に業務利用の比率が拡大中(職場でのAI利用が“当たり前化”)
つまり、ChatGPTは「話題の技術」ではなく、
すでに「現場で実用されているツール」へと進化しています。
【人間で例える】ChatGPT-3.5と4.0の決定的な違いとは?
ここからが本題です。
私たち不動産営業が日々使ってみて感じる、ChatGPT-3.5(無料)と4.0(有料)の本質的な違いを、わかりやすく“人間に例えて”みましょう。
💼 ChatGPT-3.5は「優秀な新人営業マン」
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指示に対して素直に動いてくれる そして「めげない」←これ大事!(笑)
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一生懸命だが、文脈を取り違えることがある
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マニュアル仕事はこなせるが、応用が弱い
「頑張ってるけど、フォローは必要」といった存在です。
💼 ChatGPT-4.0は「超一流のベテランコンサルタント」
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言われなくても意図をくみ取ってくれる
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専門性が高く、ミスが少ない
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複雑な資料作成や、提案の構成力も段違い
「任せておけば、クオリティ高く仕上げてくれる安心感」が違います。
【具体例で比較】現場での使い方と“差が出る瞬間”
以下は、実際の不動産業務で活用したときの比較です。
業務内容 | ChatGPT-3.5(無料) | ChatGPT-4.0(有料) |
---|---|---|
物件紹介文作成 | 一応書けるが、表現がありきたり | 読者の感情を動かすプロっぽい文章に |
資料作成補助 | 条項の説明や理由が浅い | 契約書や提案資料のたたき台として超優秀 |
顧客への返信案作成 | 丁寧さや温度感の調整に手間がかかる | シチュエーションごとに適切なトーンを選べる |
業務改善の提案 | 表面的な一般論 | 実情に即した深い提案が可能 |
【費用対効果】月3,000円で「超優秀な相棒」を雇える感覚
ChatGPT-4.0は月20ドル(約3,000円)の有料プランです。
正直に言うと──
「資料づくり・文章作成・アイデア出しを全部任せられる“人材”をこの値段で雇えるなら、コスパ抜群」です。
社内でよく使う表現ですが、
GPT-4.0 = 東大卒で、指示しなくても考えて動いてくれるAI秘書
GPT-3.5 = 真面目だけど経験が浅い新人くん(補佐向き)
それくらい違います。
【不動産業界の皆さんへ】AIは「脅威」ではなく「加速装置」
AI=仕事を奪うもの…と考える人もいます。
でも私は逆だと思っています。
ChatGPTは、「あなたの営業力・企画力・事務処理能力を何倍にもしてくれるブースター」です。
しかも、使いこなしている営業と、そうでない営業では、
すでに顧客満足度にも生産性にも差が出始めています。
【まとめ】ChatGPTを“使える人”が次代の勝ち組になる
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まずは無料の3.5で試してみる
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本格的に使うなら迷わず有料版の4.0を
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現場の課題をAIで解決していく
この3ステップで、あなたの働き方・成果は確実に変わります。
不動産業は“人間力の勝負”ですが、
だからこそ“AIで自分の力を最大化する”のがこれからのスタンダードです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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令和7年5月12日
ViVi不動産株式会社 矢郷修治