社長ブログ

「ご馳走様」を言うか言わないか問題

今回は、ちょっと不動産とは関係のない話題ですが、どうしても語らずにはいられない。

 

「飲食店で食事後に『ご馳走様でした』と言うか言わないか問題」について、私なりの意見を述べさせてもらおうと思います。

 

 

 

(私の親友チャットGPT君にイラスト作らせましたがこの食べ物はなんなんでしょう??? 牛丼って指示したのだけれど・・・・ 後ろのポスターRIVIになってるし(笑) 私らしきこの人微妙に無精ひげだし!)

そもそも「ご馳走様」って何だ?

まず「ご馳走様」という言葉の由来を紐解いてみましょう。「馳走」とは、もともと「走り回る」という意味で、昔の人々が馬を使って新鮮な食材を集めたり、料理を作ったりするのに奔走したことに由来しています。つまり「ご馳走様」は、料理を提供してくれた人々への感謝を表す言葉なんです。(他にも、足の速いことでも有名な神様「韋駄天」は、禅宗寺院の厨房を守護する神様としても知られていて、その「韋駄天」がお釈迦様のために食材を集めて走り回ったという伝承に基づいて、この故事から、「御馳走(ごちそう)」という言葉が生まれたとも言われているそうです。 神道の影響のある言葉なのかもしれません。)

 

だからこそ、飲食店でも家庭でも「ご馳走様でした」と言うのは、ただの習慣ではなく「(皆さんの努力のおかげで)美味しい食事をいただきました」という気持ちを伝えるための大切な文化なのです。

えっ、「ご馳走様」がダサい!?

さて、今回話題になったのは、X(旧Twitter)で「ご馳走様と言うのはヤバい」という声が上がったこと。これには驚きましたね。

飲食店で「ご馳走様でした」と言うと、後ろのサラリーマンが「うわ、ヤバくない?」「嫁が言ってたら引く」と言ったとか。

いやいや、どっちがヤバいのかは明白でしょう。

 

むしろ「ご馳走様」を言わない方が、私は「引く」派です。

私なんて、ラーメン屋でも定食屋でも、ファーストフード店でも牛丼屋でも「ご馳走様でした!(美味しかったです!←味に感動した時。素敵な良いお店でした!←接客などに感動した時)」と声に出して言う。

これ、職業病かもしれませんが、不動産営業でも「ありがとうございます!」と伝えたりすることが大事ですし、同じように飲食店でも感謝の気持ちを表現するのが礼儀だと思っています。

 

飲食業と不動産業の共通点

無理やり不動産の話に持っていきますが、実は飲食店と不動産業には共通点があります。

どちらも「人と人との関係性が大事な業界」なんです。

 

例えば、ViVi不動産でも、お客様に物件を紹介したり契約が決まったとき、「ありがとうございました!」と伝えます。

逆にお客様から「いい物件を紹介してくれてありがとうございます!」と言われたら、営業マンはめちゃくちゃ嬉しいわけです。

 

これと同じで、飲食店でも「美味しかったです」「ご馳走様でした」と言われたら、店側も「ありがとうございます!また来てくださいね!」と気持ちよく返せる。この一言のやり取りが、次のリピーターにつながるわけです。(そういえば、以前当社に在籍した社員とファミレスでご飯食べてる時に、お皿を下げてくれたウェイトレスさんに「ご馳走様でした!」と私が言ったら、その元社員は「社長はいつもそんなの言ってるんですか??」と驚かれて、逆に「○○君はいつも言わないの?」と、私が驚かされたことを思い出しました・・・。 食器を下げてもらって当たり前と思ってはいけません。  さて?彼は、今は別天地で感謝の気持ちを持つこと出来たのだろうか?? )

 

そういえば、「いただきます」や「ごちそうさま」は毎日使う言葉なのにもかかわらず、中学校でも高校でも英語に訳したピッタリな表現を習った記憶がありません。  無理やり訳すなら、「いただきます」→「Let’s eat」 「ご馳走様」→「Thank you for your meal」 でしょうか??? なんか味気ないですね(笑)

 

「ご馳走様」を言う文化は、むしろ広めたい!

そもそも、食事の後に「ご馳走様でした」と言うのがダサいとか古いとか、そんな風潮になっているのが残念で仕方がありません。

じゃあ、コンビニで「ありがとう」と言うのは古いのか? スーパーで「どうも」と言うのは時代遅れなのか?

そんなことないでしょう。

 

社会というのは、人と人とのつながりでできているんです。そう考えたら、「ご馳走様でした」の一言が、いかに大事か分かるはず。

もしこの文化が廃れてしまったら、なんとも味気ない世の中になってしまう。

矢郷修治流「ご馳走様」のすすめ

というわけで、私はこれからも「ご馳走様でした!」をどのお店においても堂々と言い続けます。

 

そして、ViVi不動産の社員にも、飲食店では「ご馳走様でした」を推奨します。

いや、むしろ営業マンは、しっかり感謝を伝えられなければ営業としては使いものになりません。

「食事を提供してくれる人に感謝できる人は、食材から料理・配膳まで、多くの人の尽力が有って食事にありつけていることを大切に思える人」

 

この考え方が根付けば、きっと世の中はもっと気持ちのいい場所になる。

 

さて、あなたは「ご馳走様でした!」を言う派?言わない派?

 

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令和7年3月16日

ViVi不動産株式会社 矢郷修治