社長ブログ

多くの金銀を蔵に 置いておくのは有能な者を 牢屋に押し込めて おくようなものである。

タイトルの 多くの金銀を蔵に置いておくのは有能な者を牢屋に押し込めておくようなものである。」
あの有名な「豊臣秀吉」さんが言った言葉なんだとか。
秀吉さんが言ったかどうかの真贋は別としてこの言葉には私も激しく同意します!
(秀吉さんのお金の使い方や遊び方は派手(金の茶室作っちゃったり、北野大茶湯という大規模な茶会開催しちゃったり)だったのでそれが正しいかどうかは置いといて・・・(笑))

日頃からいざという時のためにお金を貯めておくことは大切ですが、ここだ!っていうタイミングの時に既存事業を強化したり、新規事業の開始、優秀な人材の確保・育成に投資することは、企業にとってはとても大事です。

 

せっかくのタイミングの時にお金を出し渋ったために他社にチャンスを取られてしまったいう事例は、ビジネスの世界ではよくある事!

バブルが崩壊して以降は、リスク回避、挑戦の回避という選択肢が正しかったことも多かったですが、そんな時代はとっくに終わっています。
それなのに、長年の間染みついたリスク&挑戦回避思考がなかなか抜けないのもしょうがないことかもしれません。
企業にとっても、個人においてもお金は自己成長させてくれるパートナーです。  そのお金を使わずに眠らせておくのは人生を無駄に過ごしています。
私は当社のスタッフに「株でも金でも不動産でも自分にでもなんでもいいから投資をしなさい!」といつも勧めています。 (持っているお金を全部投資しろ!って言っているわけではありません。 使わないお金の一部を投資しようという勧めです。)

「貯蓄は美徳」と言われてきた日本に対して「消費は美徳」のアメリカ  

成長しない日本のGDPに対して、停滞の20年間で米国は日本の4倍になりました。 それを見ても貯蓄するだけでは成長しないことが分かりますよね。

投資をして損をするのは嫌だ! という気持ちは分かりますが、私個人の感覚だと短期で売買せずに、いくつかの銘柄を長期保有していれば損をすることはほとんどありません。
このインフレの時代、貯金していればいるほど物価に対してのお金の価値は凋落していくのは確実なのでそっちのほうが間違いなく損をしているんです。
私も最初は少額からなんとなくで投資を始めました。 確か最初に勝ったのはオリエンタルランド(ディズニーリゾートを運営している会社ですね。 ディズニーランドが好きだったので株主優待のチケットが欲しかったのと、会社を応援したくって2011年東北大震災の年に購入しました。(大震災の時のディズニーランドの対応に感動したのでした!) それが今や・・・株価は約9倍になっています。 そんな株はなかなかないですけどね(笑)) 3.11のディズニーランドの対応に興味のある方はコチラ!
1 投資を始めると興味が出てくるので自分で投資の勉強するようになります!
2 実際に投資をしているし、勉強をしているといろいろ分かってくるのでさらに投資に興味が出てきます。
3 そして追加で投資してみて資産が増えるとさらに面白くなってきて・・・・
って感じで自分の知らなかった世界が広がるし、資産も増えていきます。
とにかく「一歩を踏み出してみること」が重要なんですよね。
テレビでおなじみの林先生の言葉を引用すると

「いつやるか? 今でしょ! 」

に尽きると思います。 

 

ちなみに私は不動産会社の人間なのにも関わらず不動産投資は強くは勧めておりません。  なぜって投資信託や株に比べるとギャンブル性が高いから!

儲かるときは儲かるけど損をするときは大きく損をします。 そして東京のワンルーム販売業者やベテランの不動産投資家の中には不動産投資初心者を食いものにしている輩も大勢存在します。

(東京のバカ高いワンルームを節税になるからと言って、金利の高いローンを組ませて販売したり、今後収益が見込め無さそうな{築年数が経過していたり、立地が悪い}アパートを知識が乏しい不動産投資初心者に買わせてババをひかせるのです。 自分たちはそれは売り抜けて利益を出して後は入居者がずっと入らなくても知らんぷり。)

当社が自己居住する方向けの不動産をメインに扱って、投資用不動産はほとんど扱わないのにはそんな理由も有ります。

 

 

今後高齢化社会が進み、日本の人口は減り、確実に空き家が増えていっているのに、今も新たに建てられ続けているワンルームマンションやアパートなどの不動産に投資することに未来が有ると思えます???

私にはそうは思えません。

 

今回はあんまり不動産のお話はしませんでしたので次回は不動産のお話ししたいと思います。

 

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令和6年10月22日

ViVi不動産株式会社 矢郷修治