年に1度の宅建試験が明日です!
明日は令和6年度の宅地建物取引士試験がいよいよ実施されます。
受験する皆さん、そしてそのサポートする方々へ、心からのエールを送ります。
この試験は不動産業界における重要な国家資格の試験であり、合格を目指す皆さんの努力は全面的に称賛されるべきものです。
今回は、受験生の皆さんへの応援メッセージとともに、当日の試験に臨む姿勢についてお話ししたいと思います。
ちなみに不動産会社さんは明日は全国どこでもスタッフが手薄だと思われます。 お客様はご注意を!
1. 受験生へのエール
まずは改めて、これまで受験生の皆さんが積み重ねてきた努力に対して、大きな拍手と称賛を送りたいと思います。
宅建試験に向けて、長い間勉強してきたこと、何度も過去問にじっくり取り組んだこと、不安やプレッシャーと向き合いながら知識を磨いてきたこと、それは無駄にはなりません。この試験は、不動産業界により足を踏み込んでいくための大きな前進であり、皆さんの未来に繋がるものです。 例え合格点に1点足りなかったとしても勉強してきたことは明日からの生活に役立つものばかり。 そして来年もこの試験はあります!
2. 試験当日の心構え
試験当日を迎えるにあたって、心構えは下記の通りです。
① 緊張を力に変える
緊張は誰もがするものです。 しかし、それをマイナスに捉えることなく、プラスに転換することが大切です。 緊張したくないと思っているにも拘わらず、自分の思ったように緊張してしまう心をコントロールできないことで自己否定感が出てしまいます。 「この緊張は自分が真剣に取り組んでいる証だ」と捉えて、集中力を高めるためのエネルギーに変えていきましょう。 自己肯定感を高めて、緊張を楽しみましょう!
②深呼吸で心を落ち着ける
試験会場では、深呼吸を意識しましょう。 ゆっくりと息を吸い、ゆっくりと吐いて、体と心がリラックスします。 焦りや不安を感じたら、試験開始前に大きく深呼吸しましょう。
こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、宅建試験の合格率は大体17% 周りにライバルの5人に1人しか受からないのです。 逆に考えると一生懸命勉強してきたあなたからすると周囲の80%はあなたより格下の受験生なのです。 そう考えると少し楽になりませんか??(笑)
③ 時間配分を意識する
宅建試験は限られた時間の中で行われます。過去問で培った時間感覚を活かし、解答時間を上手に管理してください。最初から難しい問題に時間をかけすぎず、解ける問題から確実に回答していくことが合格への鍵です。 およそ1問につき2分を目安にしましょう! そうすると全問終わった時に20分余るのでその時間に難しい問題を解いたり、見直しをすることが出来ます。
④ あきらめない
途中でわからない問題に出会うことは誰にでもあります。しかし、絶対にあきらめないことが大切です。全力を尽くして試験に臨み、最後の一秒まで集中力を切らさないよう心掛けましょう。 努力してきたあなたに分からない問題は、その他大勢の受験生にもわからないはず焦る事は有りません。
3. サポートする皆さんへ
当社でも4人が受験しますが、そのために通常は日曜日が休みのスタッフも明日は出勤してサポートしてくれています。 受験生はこれまで多くの時間とエネルギーを注いでこられたことでしょう。明日はいよいよその集大成を迎えます。 受験生が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、受験生の家族や周囲の方々はぜひ温かく見守ってあげましょう!
緊張している様子を見ても、ポジティブな声かけや、リラックスできる環境づくりをしてあげることで、大きな力になるはずです。
4. まとめ
宅建試験は大変な試験ですが、それだけに合格した時の喜びは大きなものです。 不動産会社の多くは資格手当を設けているのでお給料も資格を持っているだけでアップします!
これまでの努力を信じ、当日は自分の力を存分に発揮していただきたいと思います。不動産業界でのキャリアをスタートまたはさらにアップさせるためには、宅地建物取引士資格は非常に重要です。合格後には、皆さんが培った知識とスキルを活かし、多くの人々に貢献できる素晴らしい未来が待っています。
受験する皆さん、どうかベストを尽くしてくださいね! 現在私は右足をケガしていて松葉杖生活なので、「30年前の自分が受験の時に今のようにケガしてなくて良かった・・・」とホッとしております。
富山の試験会場は今年も国立富山大学です。 近隣の駐車場は受験生は一切駐車できなくなっています。(ショッピングセンターのアリスも警備員が厳しく監視しています。)
当日車が停められなくてあたふたしないように、必ずバスや電車を利用して会場に行くようにしてくださいね。
PS 毎年の事ですが受験生の内、欠席者は2割前後います。 体調不良やご親族のご不幸などで止む無く欠席の方もいるのでしょうが、実際はそうでなく勉強が間に合わなかったとかの理由で欠席という戦わずして負けを選択してしまう残念な人が大半だと思われます。 受験料8200円も支払っているのにもったいないですね・・・・
毎年の宅建の欠席者割合が見事なほどに必ず2割前後になるのを見ると 「2:6:2の法則」を思い出さずにいられないのでした。 そういえば合格する人も17%前後なので約2割ですね。
#「2:6:2の法則」とは、
組織への貢献度(能力)が高い人が全体の2割、並みの人が6割、低い人が2割の比率に分かれることをいいます。
経営層の経験則に基づくとされていますが、誰が言い始めたのか、わかっていません。
とはいえ、この2:6:2の法則は、アリやハチの集団の観察からも実証されており、組織の多くにも当てはまることが確認されている信頼性の高い法則です。
私たちは 常に上位20%に入っている人間でいたいものですね! 不誠実な理由で宅建試験を欠席した人は残念ながら自分が低位20%に属している可能性がある事に早く気づいて抜け出しましょうね。
令和6年10月19日
ViVi不動産株式会社 矢郷修治