経営者は朝令暮改であるべき!
松葉杖生活も9日目になりましたが右足の痛みはいまだにひかず不便な生活が続いております。
周りに迷惑を掛け続けながらの生活は周りの方々にストレスをかけてしまっているし、逆に迷惑を掛けているふがいない自分に強いストレスを感じます。
(どうしても松葉杖生活の自分ではできない事を頼んだ時に、無意識なんでしょうが、ため息をつかれた時の心に刺さる鈍い痛み 忘れられません(笑))
大きな病気やケガを今までしてこなかった私にとっては耐え難い経験ですが、同じような境遇の方の気持ちや現状を知るいい機会だと思って気持ちを切り替えるようにしています。
(治ったら松葉杖や車いすの人には、ストレスを感じないように決してため息なんてつかずに優しく声をかけて助けてあげます)
そんな状態なので、強制的に家でじっとしていることが多くなってしまっています。 出来ることが少ないのでドラマばかり見ております。
ここ数日ハマっているのは韓国ドラマ。
個人的な意見ですがサスペンスやアクションものは、日本のドラマよりも内容も演技など全てのクオリティが数段レベル上!
スポンサーやタレント事務所に配慮して演技の下手なアイドルやありきたりなドラマ作ってばかりいる日本も変わるときに来ているのかも・・・・
ここ最近で面白かったベスト3は、「殺し屋たちの店」「ムービング」「悪鬼」。 お時間有りましたら見てみてくださいね。
さて、最近石破新総理の対応や言うことがコロコロ変わることが批判されるニュースが多く見られますね。
日本国の総理であれば、言ったことには責任を持ってコロコロ意見を変えないようにすることは必要かもしれません。(個人的には説明責任を果たさないまま終わりにしようとしている裏金議員を、手のひら返しで非公認にしたのは世論の意見を大切にしたんだなってことで私は賛成ですけど・・・)
でも、経営者になって会社を成功に導くためには、一貫性にこだわり過ぎず、「朝令暮改」であることが良い結果を生む場合も往々にしてあります。
特に、不動産市場は常に変化しており、その流れに合わせて適応する能力が必要です。(朝令暮改の社長に付き合わなければいけないスタッフの皆さんは大変だと思います。)
例えば、当社は数年前までは、土地を仕入れて新築建売住宅を建てて販売することに重点を置いていました。
しかしコロナ禍&円安になり、各種資材が高騰し、販売価格が高くなってしまったのと、金利上昇懸念による消費者の購入マインドが低くなり新築建売住宅の売れ行きが急速に鈍化。
そんな状況を鑑みて、今では、新築建売住宅は自社では建築せず、他社さんが建てたものだけを仲介販売する形に切り替え、メインの事業は築20年以上経過した安めの中古住宅にリフォームをセットする事業をとなっています。(今年になってガラッと方針転換致しました。)
「「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもなく、唯一、生き残る者は変化できる者である。」」というダーウィンの言葉は、経営にも当てはまります。
私の好きな名言の一つです。
経営者としての柔軟性を持ち、未来の変化に備えることで、不動産業界でも成功時代を見据える可能性は広がります。 前言を撤回するのはみっともないことですが、将来のための朝令暮改と割り切って、時代の流れに乗る経営を目指したいですね。(ということで、これからも躊躇わず会社やスタッフのためだと思ったらいろいろ朝令暮改していきます! 当社スタッフや関係各所のみなさんご迷惑おかけすると思いますので、先にお詫びしておきます。)
令和6年10月17日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治