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住宅が放置されると傷むスピードが速くなるってホント??
「住宅が放置されると傷むスピードが速くなる!」というのはいろいろな場面でよく聞きますよね!
これって本当なのでしょうか??
それを今回は解明していきたいと思います。
「住宅が放置されると傷むスピードが速くなる!」というのは結論から言うと「本当です!」
理由はいくつかあります。 主な理由を以下に挙げます。
- 湿気とカビ: 使用されない住宅は換気が不十分になりがちです。湿気がたまりやすくなり、カビが発生する可能性が高まります。これにより、建材が腐食し、劣化が早まります。
- 虫害: 空き家はシロアリや他の害虫にとって格好の住処となります。これらの害虫は木材や断熱材を食べ、建物の構造を弱めます。
- 温度変化: 使用されない住宅は暖房や冷房がないため、内部の温度が外部の気温に左右されやすくなります。この温度変化によって、建材が収縮・膨張し、ひび割れや歪みが生じやすくなります。
- 水害: 定期的な点検が行われないと、雨漏りや配管の破損による水害が発見されず、被害が拡大することがあります。水害は建物の基礎や壁に深刻なダメージを与えます。
- 風雨の影響: 長期間放置されると、屋根や外壁が風雨による侵食を受けやすくなります。これにより、外装材の劣化が早まり、建物全体の耐久性が低下します。
- 人的被害: 放置された住宅は不法侵入者や破壊行為の対象となることがあります。窓やドアの破壊、内部の器物破損などにより、住宅がさらに傷みやすくなります。
これらの要因を防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが必要です。また、空き家管理サービスを利用することで、住宅の劣化を最小限に抑えることができます。
いま日本で大問題になっている「空き家問題」 放置しておけばおくほど負の遺産になってしまうことがお分かりいただけたでしょうか??
「室内の荷物を全部自分で片づけてから・・・・」なんて思っているとあっという間に数年が過ぎてしまいます。
いままでいくつものお家を見てきましたが最後はあきらめて業者さんに頼むことになるのです。
それなら建物の価値があるうちに業者に片づけてもらって有効活用(売ったり貸したり建て直したり・・・)するのが得策なんです。
空家に関しては、後回しにしていいことなんてひとつもないのです。
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令和6年7月6日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治