大変なお仕事に敬礼っ！
不動産のお仕事をさせて頂いているので、当然ですが事故物件に巡り合うことも有ります。
そこでお手伝いいただくのが、遺品整理と特殊清掃の会社さん。 びっくりするほどきれいにお片付けしてくれます。
お仕事の内容や苦労を今までは正直よくわかっておりませんでした・・・・・・。
先日、下記の漫画を発見しました。
タイトルは「不浄を拭うひと
」
これだけでは、どんな漫画なのか良く分かりませんね。
この漫画、特殊清掃員の山田正人さんのお話です。 全6巻です。
特殊清掃（とくしゅせいそう）とは、
通常の清掃では対応できないような特殊な状況や環境において行われる清掃作業のことを指します。以下に、特殊清掃が必要となる代表的なケースを挙げます。
- 孤独死や事件現場の清掃：
- 孤独死や事件現場などで長期間放置された遺体がある場合、その場所は通常の清掃では対応できないほど汚染されています。腐敗臭や体液、血液などが広範囲にわたって染み込んでいることが多く、特殊な技術と装備が必要です。
- ゴミ屋敷の清掃：
- 長期間にわたってゴミが溜まり続けた家屋の清掃も特殊清掃に含まれます。大量のゴミの中には腐敗した食品や害虫が発生していることが多く、これもまた通常の清掃では対応できません。
- カビや菌の除去：
- 浸水や放置された建物などで発生するカビや菌の除去も特殊清掃に含まれます。これには専門的な知識と除菌剤、特別な装備が必要です。
- ペットの多頭飼育崩壊の清掃：
- ペットの多頭飼育が原因で家が汚染された場合、その清掃も特殊清掃となります。動物の排泄物や毛、臭いの除去は専門の技術が求められます。
特殊清掃は、単に物理的な汚れを取り除くだけでなく、衛生的な問題の解決や悪臭の除去、感染症の予防なども含むため、高度な専門知識と技術が要求されます。また、清掃後には消臭や消毒の処理も行われることが一般的です。これらの作業は、専門の業者が行うことが多く、依頼する際には信頼できる業者を選ぶことが重要です。
なんか堅い話になってしまいました・・・ 話を戻しましょう。
この「不浄を拭うひと」という作品とても面白いんです。 内容はグロいお話だったり、汚い話がお仕事柄多いのですが、それをとても上手に、時にはコミカルに私たちに興味深く教えてくれます。 不動産に携わる人間は一度は読んでおくべき書籍と断言します！(笑)
どうやら原案は茨城を本拠地として活動されている方の様です。 この方の会社のホームページ見ましたが、なかなかすごい写真が掲載されています・・・・
一人暮らしの方が、ある日突然戸建てやマンションで亡くなってしまうと遺族の方が金銭的にも精神的にも物理的にもどんなに大変になるのかがよ～～～～く分かります。（大家さんや不動産会社の人もね(笑)） 現在一人で暮らしている人は怖くなるやも？な内容です。
この本を読んで、特殊清掃員の方々に対しての尊敬の念に堪えません。
ホラーが苦手だったり、グロいものが苦手な方、心が弱い方、これからカレーやもんじゃ焼きを食べる方は読まない方がよいかも・・・・
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令和6年６月17日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治
