社長ブログ

その「もうけ話」、大丈夫ですか?

投資の罠に引っかからないために

近年、SNSを通じた詐欺被害が急増しています。特に投資関連の詐欺は、巧妙な手口で多くの人々を騙しています。「元本保証!」「絶対儲かる!」などの言葉に誘われてしまうことも少なくありませんが、現実にはそのようなうまい話は存在しません。もし本当にそんなにおいしい投資話があるなら、わざわざ第三者に教える必要はないのです。

投資用不動産のリスク

当社は不動産会社ですが、アパートや投資用不動産を積極的に取り扱っておりません。

その理由の一つに、「儲かるかどうか約束できないから!」という点があります。不動産投資にはリスクがつきものです。市場の変動や物件の状態、管理の難しさなど、さまざまな要因で損失を被る可能性があります。投資用不動産に興味を持つ方には、そのリスクを十分に理解していただくようにしていますが人口減社会において空き室率が今後高くなることが確実な現代においては、積極的にはおすすめしていません。

居住用不動産の重要性

一方で、居住用不動産の売買は、主にご本人たちが住むためのものであり、投資とは異なります。

私たちの不動産仲介では、すべての人に幸せな生活を提供したいと考えています。

 

そのため、無理な購入を勧めることはありません。

例えば、買わない方がいいと判断した場合には、正直にその旨をお伝えします。また、住宅ローンを組む際には夫婦連帯債務を避けるようアドバイスしています。これは、離婚時に大きな問題となる可能性があるためです。さらに、年収の7~8倍の借入れは金利が上がった際に返済が困難になるため、おすすめしていません。

 

詐欺に引っかからないための心得

話を元に戻しますが、投資詐欺に引っかからないためには、以下のポイントに注意することが重要です。

  1. 甘い話には注意: 「絶対に儲かる」「元本保証」などのフレーズには警戒心を持ちましょう。そんな話はまず疑ってかかるべきです。
  2. 信頼できる情報源を利用: 投資に関する情報は、信頼できる情報源から得るようにしましょう。SNSや口コミだけに頼らず、専門家の意見を参考にすることが大切です。その会社が金融庁に登録されているかを確認することも重要です。
  3. 自分で調査する: 投資を検討する際には、自分自身で十分に調査し、納得できるまで確認しましょう。わからない点があれば専門家に相談することも重要です。 詐欺師って同じ手法で商品だけ変えて詐欺を続けてたりします。 よ~~~く調べれば過去の悪行が出てきたりします。
  4. 安易な投資話には乗らない: どんなに魅力的な話でも、冷静に考え、リスクを理解した上で判断するようにしましょう。
  5. 高すぎるリターンの約束

    一般的な投資商品に比べて、異常に高いリターンを約束する場合、それは詐欺のサインです。合理的な範囲を超える利益を提示する業者には警戒しましょう。

  6.  急いで投資を勧める

    詐欺師は、冷静な判断をさせないために急いで投資を促します。「今すぐに決めないとチャンスを逃す」といったプレッシャーをかけられた場合、落ち着いて再検討する時間を持つことが重要です。

 

「担当者がいい人そうだったし、口頭だけど約束してくれたから・・・・」  性善説の時代は残念ながら終わりました・・・ 詐欺集団はお金さえもらってしまえば、プリペイド携帯電話を使っているのでその後は連絡をとれなくなります。 つまりどれだけ嘘を付いても責任を取る気なんてサラサラありません。表面上だけは良い顔します。

 

地元に密着している地元に貢献しようとしている会社はそんなこと絶対できませんが彼ら詐欺集団は平気で人を騙し、お金を搾取します。

 

以前に「求人詐欺」に引っかかりましたが、その時もお金の被害は有りませんでしたが騙されたという心の傷がしばらく残りました。

 

人を信じて騙された被害者がお金の被害だけではなく心もボロボロに傷つけられてしまうことを詐欺の加害者は全く気にしていません。

ほんとに許せませんね!(詐欺に対しての日本の罰則がすごく甘いのも気になりますけど・・・ 刑法第246条(詐欺)で、「人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。」ってありますが実際には数年で出所してきちゃいますもんね。 なんと詐欺罪では、執行猶予で刑務所にも入らなで済んでしまうケースが6割を超えるんだとか・・・ 詐欺の被害額を全額弁償するまで刑務所内で働かせて閉じ込めておけばいいと思うのですが・・・)

 

いつの時代になったら投資詐欺にひっかかってしまう人がいなくなる社会になるのでしょうね??

 

令和6年6月16日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治