カモのネギには・・・
最近ハマっている漫画が有ります。
タイトルは、「カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義」
絵もきれいで、内容も面白くて読みふけってしまいます。 巻末の説明文も非常に興味深い話ばかり。(小さな字なのですが何とか読んでます。)
どなたがこんなに面白い話考えているのかな?? と思ったら、原案は、あの「夏原 武」さんでした。
ん??? ピンときませんか?? あの大ヒット漫画「正直不動産」の原案者さんです。 この方は「クロサギ」なんかの原案も担当しておられるので、
社会の裏側を書くのが得意なんでしょうね。
話を戻しますと、この漫画 だいぶ変わった経済学者さんと女子大生が主人公。
知らない間にカモられているかもしれない経済弱者の私たちに気づきを与えてくれる漫画です。(これだけじゃわかりにくいですね(笑))
個人的には正直不動産より好きです。 興味のある方は是非読んでみてくださいね。 巻末の説明も絶対読んでください。 字が小さくて長文ですがとても勉強になります。
以前、【国土交通省】から「賃貸集合住宅におけるLPガス料金の情報提供について」の通達が出ていましたが、その件も話題にしてもらえるといいですね。(あっ! これは正直不動産の分野ですね・・・)
簡単に言うと、「賃貸アパートに入居している賃借人が知らない間に搾取されているってお話です。」
長文になりますが、詳しく知りたい方は下記を読んでくださいね。
賃貸住宅の個別プロパンガスの料金には、ガスの使用料金のほかに給湯器やガスコンロの設備費用が上乗せされていることが多いってご存じでしたか?
アパートなどの集合住宅でガスを利用するには、戸建住宅よりも大規模な設備が必要です。
プロパンガス会社は大家さんに契約してもらうため、ガス供給に必要な設備を初期費用なしで無償で提供し、その代わりにガス利用料金に上乗せして支払う形式を提案することがあるのです。 その場合、毎月のガス料金には、分割した設備費用が含まれていることになります。
建築費が安くなるので、大家さんにとってはメリットの大きな契約となりますが、その分入居者の負担が増えているというのが現状です。 そのため
都市ガスエリアでも、オール電化がお得なエリアでも、あえて個別プロパンガスを導入するアパートが多いのはそんな裏事情があるのです。
賃貸住宅のプロパンガス料金は高い傾向にありますが、基本的に全世帯で同じガス会社を利用しなければならず、1世帯のみガス会社を変更するなどの対応はできないってところもミソです。 思い当たる方は、借りた時の賃貸借契約書見返してみて下さい。 「ガスは大家の指定したガスを利用するものとし他のガス会社には変更できないものとする」って記載されているはずです。 残念ながらカモられてしまってます・・・・。 対抗手段は、ガスをあまり利用しないようにするか、引っ越すしかないのが現状です。
とりあえず今から賃貸物件を探す方は、契約前にプリパンガスの物件だったら料金表を見せてもらってその町の他のプロパンガス会社と比べてみると良いと思います。
おっ! 今日はなんか最後に不動産会社っぽいことをお話しできたような気がします。
それではまた次回!
令和6年5月26日
ViVi不動産株式会社 矢郷修治