社長ブログ

また統合・・・

富山市の小中学校再編と未来への課題

富山市では、少子化と人口減少の影響で小中学校の再編が進められています。このたび、浜黒崎小学校と大広田小学校の統合に向けた協議会が設立され、住民同士の話し合いが始まりました。

 

児童数の減少と統合の動き

統合が検討されているのは、富山市の浜黒崎小学校と隣接する大広田小学校です。浜黒崎小学校は児童数の減少に伴い再編が検討されており、今年3月には住民で構成された協議会が大広田小学校との統合を了承しました。

 

富山市の現状と未来

小学校の減少は時代の流れと言えるかもしれませんが、それは同時に富山市から若い人々が減っていること、そして地域の活力が失われていることを意味します。これに伴い、地域社会の活性化が急務となっています。

 

働き方改革と経済の現状

現代の働き方改革によって、残業が減少し、働く時間の短縮が進められています。しかし、年収が上がらないために子供を持つことを諦める若者も増え、悪循環が続いています。このような状況下で、地域の未来をどう支えていくかが問われています。

 

高齢者の現実と社会の課題

先日、高齢者施設を訪問した際、高齢者の方が配偶者を失い、子供もいないため身元保証人がいないという問題に直面しました。身元保証人がいないと高齢者施設に入所できない現実があり、その方は非常に困っていました。私たちもボランティアで身元保証をすることは難しく、やむなく退散しました。

 

若者の考え方と未来への警鐘

現代の若者の中には、「老後のことはまだ先の話だから、今を楽しめばいい」という考え方が広がっています。

しかし、誰にでも老いや病気は訪れます。その時に頼れる人がいなければ、せめて経済的な備えが必要です。今さえ良ければという考え方は、将来的に大きなリスクを伴います。

特に将来は今以上に高齢者を支える「働き手」が激減しているのですから、年金も現在の水準はもらえないし、サービスも今以上に行き届かなくなっていることでしょう!

 

結論

このように、富山市の小中学校再編のニュースをきっかけに、地域社会の現状と未来について考えさせられます。

地域の活力を取り戻し、若者が安心して子供を育てられる環境を整えることが急務です。

また、高齢者が安心して暮らせる社会づくりも重要な課題です。皆さんも、将来を見据えて今から備えておくことの大切さを考えてみてください。

 


このブログが少しでも多くの方々にとって興味深く、そして考えさせられる内容になれば幸いです。 地域社会の未来は、私たち一人一人の行動によって変わるのですから。

 

少なくとも私は、高齢者の方々を支えつつ、自分が高齢者になった時に備えて備えをしっかりしようと固く心に誓うのでした。

 

 

令和6年5月19日

 

ViVi不動産株式会社 矢郷修治