横領、背任の甘い誘惑
メジャーリーガーの大谷選手の通訳だった水谷氏の横領額が24億超だったことが発覚しました。 ギャンブルで、勝ったら返そうなんて甘い考え! 損害が拡がるだけです。
それにしても、横領額は当初の金額の約3~4倍に膨らみました。 豪快過ぎる横領額ですね・・・・ こんな額になるまで気づかないなんて、同情の余地はないかも。
横領や背任する人の気が知れません。 こういうことする人たちって1回では終わりません。
1回やってばれなかったら調子に乗って繰り返すようになるのでどこかで必ずバレてしまうのです。
横領という犯罪行為でも所得は所得ですから、横領・着服を税務申告していない場合には、脱税で告訴されます。 (横領を申告するはずないですよね(笑))
横領や背任が発覚すると、会社から損害賠償請求をされる可能性が大きいです。
また、横領(=着服の刑法上の呼び方)は刑法犯です。 誰かに告訴される可能性も大です。 横領目的で会社の台帳や経理資料を作成したら詐欺罪も追加されます。
人生終わりです。 特に富山のような地方でこれをやってしまうと、噂がたちまち流布され、誰も信用しなくなりますので、まともな仕事にも就きにくくなります。
一時の利益のために一生を棒に振るなんて・・・・・
水原氏も自分では一生稼げない金額を横領したのである意味普通の人が経験できない体験をしたのかもしれませんが、それによって失った人脈と信頼と人生はそれ以上なのだと思います。
私が所属する不動産業界は大きなお金が動くので、「甘い誘惑」がいっぱい転がっています。 しかし、それに一度手を付けてしまうと・・・・
みなさん気を付けましょうね。 真面目が一番!
令和6年4月12日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治