社長ブログ

夢のまた夢なのはわかっているのですが、いつか富山市にも全国に誇れる高級住宅街を作れたらいいなぁ～！と、考えることが有ります。

富山市における高級住宅街の開発計画を策定する際、マレーシアのデサパークシティ、千葉市緑区の「ワンハンドレッドヒルズ」、神奈川県の「披露山庭園住宅」、兵庫県の「六麓荘町」といった、国内外の成功した高級住宅街から得られる教訓を活かすことができます。

セキュリティとプライバシーの確保

「ワンハンドレッドヒルズ」や「六麓荘町」で重視されているセキュリティとプライバシーは、高級住宅街における基本要件です。

デサパークシティの例では、ゲーテッドコミュニティ（高い塀に囲まれて出口は警備員に守られた二つだけになっています。）としての厳重なセキュリティ体制が住民の安心感を高めています。　　ワンハンドレッドヒルズでは管理棟を作って町内を定期的にパトロール、六麓荘町では町内が無償で建物を適用して交番を設置しています。

富山市での開発においても、最新のセキュリティ技術を取り入れ、住民が安全かつプライベートな空間で生活できるよう配慮することが求められます。

自然環境との調和

デサパークシティや「六麓荘町」は、豊かな自然環境との調和を重視した開発が特徴です。

富山市においても、美しい自然景観を生かし、緑豊かな住環境の中での生活を提供することで、住宅地の魅力を高めることができます。　どこから見ても立山連峰が見える住宅街なんて考えただけでも素敵です。

地域社会との連携

「ワンハンドレッドヒルズ」や「披露山庭園住宅」から学ぶべき点は、地域社会との連携の重要性です。地元の文化や伝統を尊重し、地域住民との交流を促進することで、コミュニティの一員としての一体感を育むことができます。富山市の高級住宅街開発においても、地域との積極的な連携を図ることが成功の鍵となります。

経済的価値の創出

デサパークシティや「六麓荘町」の開発は、周辺地域の経済的価値を大きく高める効果をもたらしています。　（デサパークシティの地価は周辺のおよそ約3.5倍です。）

富山市における高級住宅街の開発は、地域経済への貢献はもちろん、地価の向上や新たなビジネス機会の創出といった経済的利益をもたらす可能性があります。

高級住宅街のデメリット

1. 高いコスト: 高級住宅街は、その名の通り、高価な不動産価格が特徴です。このため、一部の富裕層にしか手が届かないことがあり、社会的な格差を拡大する可能性があります。　チバリーヒルズの月額管理費等は月額8万円超　それに固定資産税、都市計画税が推定ですが年間で１００～２００万円かかります。　一般人の私からするとゾッとする負担。
2. コミュニティの閉鎖性: ゲーテッドコミュニティや厳重なセキュリティが住民のプライバシーを守る一方で、外部の人々との交流が制限され、コミュニティ内部の閉鎖性が高まることがあります。これは、住民間の相互理解の欠如や、地域社会全体の結束力の低下に繋がる可能性があります。
3. 環境への影響: 高級住宅街の開発は、大規模な土地利用変更を伴うことがあり、自然環境への負荷が増加することがあります。特に、緑地の減少や生物多様性の低下は、地域の生態系に悪影響を与える可能性があります。
4. 地域経済への偏在: 高級住宅街が一部地域に集中することで、地域間の経済的格差が生じる可能性があります。また、地価の上昇が周辺地域の住宅価格に影響を及ぼし、元々の地域住民が住みづらくなる「ジェントリフィケーション」（都市において、比較的低所得者層の居住地域が再開発や文化的活動などによって活性化し、その結果、地価が高騰すること）が進むことも懸念されます。

結論

「富山市では難しいかも！」(笑)　

最低100区画、1区画当たり300坪として道路や公園なんかも作る事を考えると、最低でも約4万㎡（4ヘクタール）ぐらいは必要！

東京ドームが約４７０００㎡（４．７ヘクタール）です！

開発費用の割にそんなには高く売り出せないし、購買層もごくごく限られてしまいます。　大赤字覚悟のプロジェクトになっちゃいますね。

高級住宅街を作るのなら、やっぱり大都市圏に近く、大富豪の方が集まりやすいエリアであることが必須条件となります。