そ、それぐらいはいいんじゃない・・・
福岡県中間市の福田健次市長(63)が会合で「あいさつとスカートは短い方がいい」と発言して、市議会が福田市長に対して、
「軽率な受け狙いで発したセクハラ発言を安易に見過ごすことはできない。市政を担う資格はない」などとする辞職勧告決議案を提案。
議長を除く15人のうち賛成8、反対7で可決した。賛成多数で可決したそうです。(決議に法的拘束力はない。)
公の場でこのような発言をした市長は注意しなければいけないけど、わざわざ時間を浪費して「辞職勧告決議案を提案」するほどのものなのかどうか・・・・
このフレーズや、それを使用する人に対する批判には、深い理解や考えが必要とされません。
「セクハラ」や「女性蔑視」といった明確で反論が難しい道徳的な枠組みを適用し、「嫌な思いをする人がいるかもしれない。」「潜在的な被害者が存在するかもしれない。」という仮想の被害者像を構築すれば、高い意識と良識を持つ自らが“悪”を打ち倒す、優れた構図が形成されます。 「意識高い人系」を気取って、(これぐらいいいんじゃない?と思っている人も、反論しにくいため、)簡単に正義を主張することができます。
ちなみに「あいさつとスカートは短い方がいい」という発言。 昔はいろんな会場で飛び交ってました。 お笑い芸人の「華丸大吉」さんも漫才の中で使ってましたね! (私も一度くらいは使ったことが有るかも・・・・)
今ではこれさえも「不寛容な方々」には、セクハラ発言になってしまう、そして、賛成多数で辞職勧告決議が可決されてしまうことにも
正直驚いています。 (私はこの決議案に賛成を投じた人には、「不寛容性」を感じるので投票しないと思います。)
なにごともキチキチに縛るのではなく、ホドホド(これぐらいはいいんじゃないの?っていう精神)が良いと思っている私なのでした。 とりあえず、今後の不動産業界での挨拶は「あいさつと、申し込みから契約までの期間は短い方がいい」に代えておきますっ(笑) 長っ・・・
令和6年1月28日
ViVi不動産株式会社 矢郷修治