墓じまいセミナー
先日「墓じまいセミナー」を開催させて頂きました。 不動産と墓じまいって一見関係なさそうですが、不動産を売る方より意外と当社にもご相談いただくのです。
最近では、お墓を作る方よりも、お墓を終う(失くす)方の数が多くなってきました。
1時間半ほどのお話を実例を交えながら分かりやすく説明してもらえました。
「離檀料」なんて言葉も初めて聞きました。
「離檀料」とは、
寺院墓地のお墓を墓じまいし、お寺との檀家関係を解消する場合に、檀家からお寺に支払うお布施のことをいいます。お世話になったお寺に対する謝礼のようなものです。
離檀料の金額は、お寺によって異なりますし、檀信徒における立場やお寺との付き合いの長さなどによっても金額は異なることがあるそうです。 富山の離檀料の相場は、概ね5万円から20万円ほどとのこと。
墓地使用契約や寺院墓地規則に離檀料の定めがない限り、離檀料について明確な法的根拠はないそうです。
離檀料について契約や規則に記載されていることはほとんどありません。
そのため、原則として、離檀料を支払う法的義務はないそうです。
墓じまいは墓地使用者が自由に行えるものです。
そうは言っても、離檀を申し入れたところお寺から高額な離檀料を請求され、それを納めない限り「埋蔵証明書」は交付しない、遺骨を引き渡さないという対応をとられてしまうと困ってしまいます。
「埋蔵証明書」がなければ原則として合祀墓などへの改葬はできませんし、改葬はせず手元供養をする場合も遺骨を引き渡してもらえなければそれもできません。
無用なトラブルを回避するために、お寺の立場にも理解を示し、長年、先祖を供養してくれたことに対する感謝を示しつつ、多少の出費は覚悟して墓じまいのお話を進めるべきかもしれませんね。
ちなみに、講師をして下さった堀社長はその辺りの交渉も代理でしてくれるそうなので、遠方で墓じまいが自分ではできない方は堀石材工業にまとめてお願いしてしまうといいと思います。
「スマートな終活!墓じまいセミナー」 のセミナー資料はこちらからも閲覧が可能です♪ (※無断転載、二次配布はお控えいただきますようお願いいたします。)
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令和5年12月16日
ViVi不動産株式会社 矢郷修治
シニアライフサポート富山中央(めーぷる富山)も経営しております。