観光は金沢、住むなら富山
北陸で観光するなら「金沢」 そして北陸で住むなら「富山」 っていう勝手な論理を持っている矢郷です。
兼六園、近江市場、金沢21世紀美術館、尾山神社、長町武家屋敷跡、国立工芸館、ひがし茶屋街(個人的には石川県立歴史博物館がおすすめです!)と全国の観光地と比べても遜色のない魅力あふれる観光地「金沢」。
逆立ちしたって「富山」が観光地として敵うはずが有りません。
富山の奥の方に行けば黒部峡谷や立山アルペンルートがあるのですから、その自然があるだけで充分だと思っています。 あえて、観光客を集めるような「ハコ」を作るのはお金の無駄遣いだとも思ってしまっています。
富山には「新鮮で美味しい食べ物がいつでも安く食べれる!」「(観光客)が少ないから)土日祝日でも渋滞がない!」「土地の価格が安い」「人口密度が低い」というメリットがあります。
あえて、金沢に対抗しなくても独自の路線を歩めばいいのです。 金沢が自分のとこの名産であるかのように喧伝している白エビもバイ貝も、鱒のすしも、元々は富山のものなのにあたかも金沢名産のように観光客に振舞ってくれててもいいんです!(結局は富山の漁師さんや製造者さんが儲かるんですから! 言わせとけばいいんです(笑))
金沢市民の台所だったはずの「近江町市場」は今は昔。 何を食べても驚くほどの値段・・・・ 休みの日は道路は大渋滞、どこに行っても行列の嵐と人の波 そんな生活を金沢市民さんは引き受けてくれているのです。 観光したくなったら、高速に乗って40分で金沢に行けばいいのです!
この富山で暮らす平穏な毎日がどれだけ幸せなことか・・・・・・
久々に、祝日(勤労感謝の日)に金沢に観光に行って金沢の良さも味わうと同時に、しみじみと富山の良さを再認識させて頂きました。
ちなみに、「金沢観光」と言っても、私たち夫婦は、人ごみが苦手。
「紅葉のきれいな兼六園」、「新鮮なカニや海産物が勢揃いの近江町市場」なんてメジャーなところは祝日は怖くて行けません。
祝日だけど、県外の観光客には知られていないマイナーな場所だけど、しっかり面白い、楽しめるところに行って来ました。
1件目は、知る人ぞ知る面白スポット 「からくり記念館」
大人でも十分楽しめます。 午前10時ごろに行ったのですが、来館者は私たち含めて10人弱。 のんびり見学できました。
ここではなんと「茶運び人形」「バク転人形」の実演が目の前で見れます。
そして大人でもなかなか解けないからくり箱やからくり箪笥、パズルなどなど、出るころには頭がへとへとになるほど楽しめます(笑)
(個人的には精巧な細工の根付に感動しました。) 気づいたらここで1時間以上経過していました・・・・(笑)
そして、からくり記念館からすぐ近くの「ヤマト醤油味噌」さんの運営する
「ヤマト・糀パーク」へ! 敷地に入った途端、美味しそうなお味噌の甘い匂いが漂っているのが分かります。
敷地内を歩ているだけで「懐かしさ」を感じられます。
もしも行くことがあれば、キャラメルみたいな味わいの【元祖・醤油ソフトクリーム】食べて見てください。
そしてすぐ近くに大野醤油を使った絶品「醤油ラーメン」が食べられる「大野湊食堂」が!
レトロな外観に一瞬入るのを躊躇するかもしれませんが絶対に食すべきラーメンです!
「北の国から」のあの「子供がまだ食ってる途中でしょうが」の1シーンが思い浮かんでしまうレトロ感です(笑)。(お店の方は愛想のいいひとなので絶対にそんな言葉言わないだろうけど・・・)
せっかくなので、最後は香林坊大和も見て見ましたが、地下駐車場に車を停めるまでに40分・・・・ 中に入ると、「人・人・人」 地下のデパートを見て20分ほどで退散しました・・・・
観光の町金沢ってやっぱりすごい! パワーをもらえますけど、気を抜くといろんなもの吸い取られそう(笑) やっぱり住むなら富山だなと、改めて認識するのでした(笑)
令和5年11月25日
ViVi不動産株式会社 矢郷修治