社長ブログ

地震の多すぎる日本と地震の少なすぎる富山県

さて問題です!

 

外務省では,現在の世界の国の数を,日本を含めて196か国としています(2023年9月)。(実際はもっとありますけどね。)

さて、2011年~2020年の間にマグニチュード6.0以上の地震じしんは、全世界で1443回起きているのですが、その内日本周辺で

起きた地震は何回でしょう? 

 

答えは、なんと 259回です。

 

全世界の大きな地震の17.9%が日本周辺で発生しているのです。  多すぎるっ!

 

さすが地震大国日本ですね。 (その代わりに良い温泉地がいっぱいあるので、良し悪しですね。)

イギリス、フランス、 ドイツといったヨーロッパの国、オーストラリアやカナダなどは、 これまでに地震が非常に少ないんです。

 

 

そう考えると、「南海トラフ巨大地震」が今後30年以内に、“70%から80%”の確立で発生すると予測されているのも納得です。

(ちなみに、この地震が起きた場合の被害は東日本大震災を超えると言われています。)

 

こんなことを言っても、富山市の人は地震を感じることが少ないので、他人事として捉えているんでしょうね(笑)

データによると、

2022年までの10年間、全国で地震が最も少なかったのは富山県なのです。
気象庁によると、震度1以上を観測した回数は117回。
(地震がないということは、その分「地震エネルギー」を貯めこんでいる可能性も充分に考えられますよね。)
逆に、地震の発生件数の1番多い都道府県は、福島県でした。 10年間で7457回も地震が発生しています。 富山の約64倍・・・・・

 

こんな地震と縁遠い「富山に住むお気楽ご気楽な方々」はこう思うかもしれません。

 

「でも、その地震って太平洋側で起きる地震だから富山には関係ないよね?」と・・・・・・

 

地震の専門家のお話だと、この南海トラフ地震が起きた場合、富山での最大震度は「5強~5弱」

結構大きな震度です。

 

と、すると、不動産に携わる我々が気になるのが、旧耐震基準(昭和56年以前に建てられた多くの建物が該当します。)で建築された建物は地震が起きても大丈夫なのかな??

という疑問がわきます。(それ以降に建てられたものは、ほとんどが新耐震基準で建てられています。)

 

新耐震基準では、震度5程度の地震に対して部材の各部が損傷を受けないことが条件であると決められていましたが、

旧耐震基準では震度5程度の地震に関しては倒壊または崩壊がなければ良いという基準でした。

ということは、旧耐震基準の建物は南海トラフ巨大地震で震度5程度の地震が起きたとすると、多大な損傷を受けることが大いにあり得るということです。

(床下がシロアリ被害に遭ったりしていたらさらに被害は大きくなります。)

 

近年、日本国内では、震度5程度の地震が年に数回起きていますので、旧耐震基準の建物では、大規模地震が起こらずとも建物がそのたびに損傷を重ねてしまい、

より危険に陥る可能性がないとはいえません。

 

そのため、私たち不動産会社の営業スタッフは、昭和56年以前に建てられていて、耐震補強がされていない中古住宅を購入する方には

「旧耐震基準の物件で地震に弱い建物です」と注意喚起して耐震補強をおすすめしながら説明しているのです。

(この説明は、宅建業法によって義務付けられています。 他の不動産会社さんはちゃんと説明しているのだろうか????)

 

富山市に住んでいて一つだけ良いことが有ります。 それは、もしも「南海トラフ巨大地震」が起きたときに、5秒ほどして緊急地震速報が全国に流れるはずです。

その速報から、巨大な地震波が富山にやって来るまでに「30秒ぐらいの時間の余裕がある」はずです。 

この貴重な30秒の時間をどう生かすかはあなた自身にかかっています。 突然ではパニックになって何もできないままに30秒が経過し地震を受け止めることになります。

 

例えば部屋の中にいるなら、大型の家具やテレビから離れて、机の下に隠れる。

屋外にいるなら、背の高いブロック塀の倒壊や自動販売機の転倒に注意して、丈夫そうで新しめのビルの中に避難。(前述の通り築40年以上の建物は危険です。)

エレベーターに乗っていたら最寄の階のボタンを押しすぐに下りる。  海のそばにいたら高台に逃げる。

 

日ごろから考えておくことで「命を守る」ベストな選択が出来るようにしておきましょうね。

 

ちょこっと地震知識。

津波の高さを表す用語に、「津波の高さ」、「遡上(そじょう)高」があります。

 

「津波の高さ」、「遡上高」は、ともに津波がなかった場合の通常の海面の高さを基準にしています。

 

「津波の高さ」とは海岸に達した津波の高さです。
気象庁が津波予報で予想する津波の高さは、この「津波の高さ」です。
(狭まった湾の奥や岬の先端等では地形の影響により、「津波の高さ」は更に高くなります。)

 

それに対して「遡上高」とは、海岸から進入してきた津波が、陸上を這(は)い上がった最高地点の高さ

のことです。

 

一般に「遡上高」は「津波の高さ」の約2~4倍程度高くなることが過去の調査から分かっています。 (・・・ってことは津波の高さが5mだと20mの遡上高に! 怖っ!)

津波警報や津波注意報が発表された時は、「津波の高さ」だけで判断することなく、「遡上高」も考慮して、より高い場所への避難が必須です。

 

富山市内で土地をお探しの方はコチラ↓↓↓ ご利用は無料です!

富山市内の土地探しは「土地探しロボ」で決まり!

 

富山市内で戸建やマンションをお探しの方はコチラ↓↓↓ ご利用は無料です!

富山市内の戸建・マンションの物件探しは「物件提案ロボ」で決まり!

 

空家の有効活用をお考えでしたら!

当社(ViVi不動産株式会社)では、富山市内の空き家の有効活用のアドバイスを無料でさせて頂いております。

賃貸に出したらどうなるか? 売却したらいくらになるのか? 室内の荷物のお片付けはどうすればよい? 解体する時の費用は?

駐車場に出したらどうなるか? 各種税金はどうなるか? 空家管理の費用は? などなど

お客様ごとにピッタリのアドバイスを無料で致します。

お気軽にご相談ください。 お問い合わせはコチラ!

 

あなたの不動産はいくら?? AIを使って査定価格を見てみましょう。

ご利用は、富山市内の不動産に限らせて頂きます。 ご利用は無料です。 AI査定はコチラ!

 

富山市の不動産購入するならViVi不動産株式会社!

富山市の不動産売却するのもViVi不動産株式会社!

令和5年11月10日

ViVi不動産株式会社 矢郷修治