人を育てることをあきらめてはダメ
プロ野球で選手としても監督としても、数々の実績を残したの工藤公康さんが言っていました。
「(その気の無いやつに、)教えることなんてできない。本人にその気がなければ何を言っても同じです」
これは我々不動産業界に関しても同じ。 自分から学ぶ意欲のない部下を育てようというのは、いろいろ試してみましたが、結局は時間の無駄に終わってしまう。
上司は、部下を育てながらも、成果を出さなければいけないので、出来る限り可能性のある部下だけを育てたい。
そうなると、主体的に学ぶ意欲のある部下、やる気のある部下に集中的に指導する方が成果も上がるし、無駄にならない。
確かにそうなんだよなぁ・・・・・
会社を経営する側にとっては、一人や少人数で会社をやっていくのは、人を育てる必要もなく、時間も行動も自由、経費も好きに使えるなど、
めちゃくちゃ魅力的ですが、お客様にとって、総合的に良いサービスを提供できるのは、不動産業界に関して言えば
大きな組織の方がお客様に対して良いサービスを提供できると断言できます。
独りの会社だと、
・もしもその人が病気や事故に遭ってしまったらそこで全部がストップ。
・広告の作成、写真の作成、360度カメラの作成、市役所調査など一人でするに不動産業はやることが多すぎます。一人だとサービスに限界があります。
・トラブルや損害賠償に対して、対応力や余力がない
・知識向上や研鑽の場が少ない
・新しいサービスも予算がかかると導入がしにくい。
・そこで得た知識を継承できない。
などなど
だからこそ、お客様に喜んで頂くためと、業界の未来のためには、人を増やし、人を育てることを諦めたらそこで終了!
漫画「鬼滅の刃」の最終決戦の中で ひとりで滅びゆく獪岳に愈史郎が放った言葉が私の心に響きます。
「人に与えない者はいずれ人から何も貰えなくなる。 欲しがるばかりの奴は結局何も持ってないのと同じ|
う~~ん名言ですねぇ! (獪岳には死んだ後でも理解はできない言葉なんだろうけど・・・・)
他者に対しては愛を注ぐことが大切なんですね。
だから私は、今後も人を増やすことは止めません。
今の私に出来ることは、
採用時の見極めをさらに向上させてミスマッチを防ぐこと! そして採用した人材には最後まで愛を注ぐこと!
採用時には、最近ここをチェックしています。
1、素直である。 2、好奇心を持っている。 3、夢をもっている。 4、継続力がある。 5、他責にしない。(自責思考)
採用する(した)人材がこれらの全てを持っていればベスト!
でもそんな人間は、今の日本の弱者に重きを置き過ぎる「教育システム」、「労働システム」ではなかなか生まれない・・・・
(水は低きに流れ、人は易きに流れるという言葉がありますからね!)
とすると、上記の中の一つでも持っている人間に可能性を見出し、無駄になるかもしれないけど、育てるしかないんですね。 結局は・・・
社長の私だけは、諦めたら、絶対にダメ! これからも、結局「人」で失敗することは多いと思うけど、その中に少しの成功が有れば、それが大きな喜びにつながるはず!
そんなことを日々考えている「私」や仲間と働きたいと思ってくれて、上記の一つでも能力をお持ちの方は、いつでも「ViVi不動産株式会社」にお越しください。
お待ちしております。
令和5年9月9日
ViVi不動産株式会社 矢郷修治