養育費保証
富山市内限定の不動産売買仲介専門店「ViVi不動産株式会社」です。
現在日本では結婚した三組に一組が離婚（約35％）するまでになっています。
家と同じで3回すると、理想の相手に会えるような時代なのでしょうか？？ それとも我慢できない人間が増えただけなのでしょうか？(笑)
今回は、離婚後にしばしば問題となる「養育費」についてお話をさせて頂きたいと思います。
養育費保証
養育費を支払わない人は意外と多い！
実は、離婚後におよそ6割の方が養育費不払いで悩んでいるそうです。
離婚する時に決められた養育費ですが、意外と支払いを継続できない人は多いんです。 養育費は、子の親として、子に対する生活保持義務として支払うべきものなんですけどね・・・・・。 覚悟と責任感が無い人が多いのにびっくりです。
2020年4月1日、改正民事執行法が施行され、従来は養育費の支払い義務者が財産開示手続に協力しなくても30万円以下の過料というペナルティだけで、いわゆる逃げ得を許してしまっていた状況がありましたが、この改正により、この「財産開示手続」に応じなかったり、嘘の回答をしたりした場合には、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金という刑事罰が科されることとなりました。 「逃げ得」を封じる効果が期待できますね。
養育費を保証してくれる
民事執行法が改正されて、養育費不払いの人間が逃げ得しにくくなったとしても、シングルマザーの方々はやりくりが大変！ その日のお金の工面が重要です。
そんな方々を救うために「CASA」が、「養育費保証」という新制度を始めてくれました。
この制度を活用すると、万一（万一と言うか6割の確率で）養育費不払いが起きたときに
- 養育費
- 養育費の請求に関わる法的手続費用
を、CASAが最大36か月分保証してくれるのです。
「CASA」ってどんな会社？
「CASA」と言うと、不動産会社の人間は聞いたことがあるはず！
そうです！ あの賃貸保証会社の東証プライム上場企業の「CASA」なのです。
養育費保証の流れ
この制度を簡単に説明しますと、
１ 離婚をするときに相手の承諾のもと、賃貸保証契約をCASAと締結します。
２ 契約時に月額養育費の1ヶ月分をCASAに支払いします。
３ 翌月から月額養育費の3%（最低月額保証料 1,000円）を毎月CASAに支払います。
４ 養育費の不払いが起きたら、CASAに申請すると最大36カ月養育費を保証してくれます。
★一部の自治体では、養育費保証の初回保証料を補助しており、最大5万円の補助を受けることができます。
いい制度ですよね！ 立場の弱いシングルマザーにとっては、自分の代わりに元パートナーと交渉もしてくれるのです。
是非興味のある方はCASAのホームページ見てみてくださいね！ https://www.casa-inc.co.jp/lp-youikuhi/
離婚後に問題となる不動産の扱い！
離婚時に問題にあるのは、それまで住んでいた不動産をどうするかという問題！
連帯債務で借りてしまったりしていると、離婚しても縁は切ることが出来ず、元パートナーが滞納してしまったりすると、自分の所まで督促が来たり、ブラックリストに掲載されて離婚後も悩まされることになりかねません。 そういうこともひっくるめて当社としてはお助けしております。
どうしても離婚が避けられない場合、不動産をどうしてよいかわからない場合、当社がお助けいたします。
以上 （恥ずかしながら、離婚経験のある）矢郷でした。
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令和５年４月２２日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治
