有言実行☆☆☆、有言不実行××
あっという間に、2023年の1か月が過ぎていきました。 まさに、「光陰矢の如し」ですね。
さて、「有言実行」という言葉があります。
例えば、部活で野球をしていた人がいたとします。 その人が「明日の試合で、ホームランを打つ!」と、
みんなに向かって宣言したとします。
この宣言が「有言」となります。 そして、本当に試合でホームランを決めることができると、「実行」したことになるのです。
これが「有言実行」です。 宣言して、それを本当に成し遂げることに対して、かっこいいし、その人への信頼が高まるのです。
偉大なバッターとして伝説に残るベーブ・ルースが、「病気の少年のためにホームランを約束し、実際に打った」という有名な話は、
真贋はともかくとして、ベーブルースさんは、それぐらい信頼に足る、凄い人なんだということを示す良い例ですね。
政治の分野でも、「有言実行」は使われることがとても多いですよね。
もし「国会議員になったら消費税を無くす」というマニフェストを掲げていたとします。
もし、私たち国民の中で「消費税は要らない!」と、考えている人が多ければ、その政治家は当選するでしょう。
そして、そのマニュフェストを守れば、有言実行となり、その政治家はその後も国民に信頼され、頼られて、国にとって必要な人物になるはずです。(「消費税を無くす」というマニュフェストが正しいかどうかはここでは議論しないでくださいね(笑))
でも、マニフェストを掲げていたのにもかかわらず、当選しても何もやらなかったとしたら、約束を破ったということになります。
つまり、「有言不実行」です。 この政治家さんは次の選挙では誰にも信用されず、不要となり落選して評判は地に落ちることでしょう。
だから「有言実行」は覚悟がいるし、勇気もいります。
だからこそ、「有言実行」できる人間は、尊敬されるし、信頼されるのです。
逆に、「有言」しても「実行」しない人間は
「あいつ、口だけかよ・・・」とか、「実行できないんなら言わなきゃいいのに、信頼できない・・・」
などと、周囲から見下されたり、信用されなくなってしまうのです。
私なりにランクを付けるとこんな感じです。
☆☆☆「有言実行」
☆☆ 「不言実行」
× 「不言不実行」
×× 「有言不実行」
なぜ、「不言不実行」よりも、「有言不実行」がランク的に下なのかと言うと、周囲に期待させて、裏切った分、
周囲のガックリ感は大きいから!
期待していなければ、ガックリすることは少ないですからね。
ってことで、今年も、当社の新人「荒木」が、二泊三日で「禅寺座禅道場」に修行に行ってきて「決意行動約束」を
書いて私に持参しました。 まず「有言」までは行動をしてくれました。
さて、有言「実行」で☆☆☆(三ツ星)獲得なるか、それとも有言「不実行」××となってしまうのか、楽しみでもあり、ちょっと不安もあるのですが、「NEW荒木」をしばらく見守りたいと思います。
令和5年1月31日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治