無知の知
今年入社してくれた新入社員を見ていて思うのは
自分が(不動産や社会人としてのルールを)知らないことを悟っていないなぁ・・・と感じます。
いわゆる「無知の知」に気づいてないってことですね。
「無知の知」とは 哲学の父と言われる「ソクラテス」さんが言ったお言葉です。
「自分がまだ無知であることを自覚できていない、まだ知らないのに知っているような勘違いをしている。」とか、
「同じ知らないでも、自分が知らないと自覚している分だけ、優れている」というような意味ですね。
もしかしたら、気づいているのやもしれませんが、知識は会社が与えてくれるもの、待っていればそのうち身に着くだろう!ぐらいののんびりした感覚を持っているのかも??
あ、甘~~~~~~い! 甘過ぎますっ!
砂糖とシロップと蜂蜜だらけのお菓子位に甘い考えです・・・・
私なんて不動産一筋30年ですが、いまだに知らないことがたくさんあります。 なので、毎回お客様に会うときは、説明する内容が正しいのかどうか税金の本や建築基準法の本、市役所に電話したりして再確認してから話すようにしています。
6年ほど前のラグビーW杯で日本のヘッドコーチを務めていたエディジョーンズさんは次のように述べています。
「7人制のチームも、昨年のW杯でも、「準備」が「自信」を作りだした。『自分たちは勝つ』と信じて挑んでいました。自信とは自分たちを信じること。そこが際立っていました」
サッカー選手の本田圭佑さんもこう言っています。
「準備が全てだと僕は思っているんで 準備の段階で試合は始まっている。」
無知の知を自覚すると、「必要な知」を獲得するために、勉強したり、人に聞いたり、いろいろと事前に努力したり、準備するようになります。
逆にそれをしないとお客様に会うのが怖いぐらいです。
早く気づいてくれるといいなぁ・・・・(本人には口酸っぱく言っているんですけど、私から見ると行動が伴っていないんですよねぇ・・・)
未来は君たちのものです! 頑張れ若人!!
令和4年7月11日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治