「石の上にも3年」はもう死語なんでしょうね・・・
今年は新卒が二人入社する予定でしたが、4月に入ってきたのは1人でした!
なんと2月に急に「御社で働く自信がなくなりました!」と、人事担当者に断りの電話があったそうです。
これから社会人になるに当たって、こういう大事なことを電話1本で済ませようとするのは、私的には社会人失格かな。
当社にはもう来てくれないにしても、立派な社会人になって欲しいので、「こんな直前になって辞退するのであれば、直接説明に来るのが筋だと思うので来て欲しい。」と伝えたのですが、とうとう来てくれませんでした。
嫌なことから逃げているばかりでは、まともな社会人にはならないのに・・・・・
それと、先日、中途で20代の方を営業として試用採用したのですが、3日で辞めてしまいした。
辞めた理由はいろいろありましたが、「この仕事は自分には合わない!」「お客様には敬語を使いたくない!」「人に指示されて仕事をするのはイヤだ!」からだそうです。
なるほど~~~~(笑) 3日で何がわかったの??それと、敬語使わず、指示されずに働ける仕事もしくはバイトってあるの???
「石の上にも3年だよ!」と、友達や周囲の人に言われなかったの???
あっ そうか! ネット社会でスピードアップしている現在では、「石の上には3日が限界」になってしまっているのでしょうね・・・・・
日本の未来はどうなってしまうんだろうと心配にもなります。
2人とも当社には縁がなかったようですが、社会でいろんな苦労をして、自分の考えの甘さに気づき、立派な大人になって、いつか天職が見つかることを祈っています。
改めて、若い人に向けて「石の上にも3年」の意味を説明したいと思います!
『石の上にも三年』とは、つらくてもがまん強く耐えていれば、いつかは必ず成功するという意味です。
さらに、『石の上にも三年』は『たとえ冷たい石の上でも、三年間も座り続ければ暖かくなってくる』ことを表しています。そこから転じて
『成功を願うなら一定の忍耐や辛抱が大切だ』
『はじめはうまくいかなくても、しばらく我慢する覚悟を持て』
という意味の格言や教訓としても使用されます。
最初はできない事だらけで辛くても、勉強に励み、それを乗り越えた先に、やりがいやお客様の笑顔が待っているのです。
令和4年5月9日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治