スマホの電波特約
富山市の中心部から少し離れた地域で中古住宅を購入していただいたお客様よりこんなお叱りを頂戴いたしました。
「現在使っている通信端末の電波が入りにくい! これって告知事項ではないのですか????」
なるほど、すごいお困りなのですね。 何とかしたいとは思うのですが・・・・・今回に限っては当社で対応をすることは出来ませんでした。 大変申し訳ありません。
解決方法としては、
1 お使いの通信会社に改善要求を申請する。
2 電波増幅器を購入していただく。
3 それでもだめなら、通信会社や端末を変えて頂くなどしか方法はありません。
当社ではauのスマホを使っておりますが、この物件エリアでは普通に使えていたようで、他の通信会社の電波が悪いエリアだとは思わなかったようです。
お客様からの調査の要望が有ればお調べすることもできるのですが、要望がなくとも、すべての通信会社の電波状況をすべての物件において事前に調べることはしていないのが現状です。(これだけ通信会社が増えると対応は難しいです・・・・・。 申し訳ありません。)
代わりと言っては何ですが、今までは特約部分に下記のような文章を入れて、皆様にご理解を頂いておりました、
変更前
「本物件の電波受信状況によっては、良好な電波受信を確保する為にアンテナやブースターの設置、ケーブルテレビの引込み等が必要になる場合がある。それらの費用は買主の負担となるものとすること。」
#ブースターとは、(電波増幅器)のことです!
今までの特約文章でも大丈夫だとは思うのですが、これでは少しばかりわからないお客様もいらっしゃると思うので、明日からは下記の文章に変更することにいたしました。
変更後
「本物件の電波受信状況によっては、良好な電波受信を確保する為にアンテナやブースターの設置、ケーブルテレビの引込み、通信会社、通信端末の変更等が必要になる場合がある。それらの費用は買主の負担となるものとすること。」
最近では、楽天モバイルやUQモバイルなどの格安SIMが流行っているため、通信会社によっては電波が来ていないエリアだったり、弱いエリアもあると思います。
それに対応した特約文章と言うことになります。
不動産の契約書の特約文章は、時代の変化に合わせて、こうして少しずつ文章が増えていき、契約するときの説明時間がどんどん増えているのでした!
令和4年3月12日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治