社長ブログ

標準建築単価

毎年、標準建築単価と言うものが発表されます。

 

これは都道県ごとに決められており、我々不動産会社がお客様の中古住宅の建物の現在価値を算出するときに必要な指標のひとつとなっています。

 

今年の金額は、なんと、1㎡あたり158600円でした! 1坪単価に直すと、52万4298円です!

 

5~7年前が1坪単価43万円程度でしたので、約22%近く値上がりしていることになります。

 

やはりコロナによる資材の高騰、輸入コストの高騰の影響は大きいですね!

 

新築住宅をメインにしている住宅メーカーや工務店さんには大打撃ですが、我々不動産仲介業にとっては、実は大きなチャンス!

 

なぜかというと、新築住宅が高嶺の花になれば、中古住宅や中古マンションを検討する人が増え、需要は増大! 需要が増えれば価格も上がります。 我々にとっては仲介手数料の単価も上がるし、件数も増えるしいいことだらけ!

 

その分、新築住宅をメインにしている住宅メーカーや工務店さんは生き残りをかけて血みどろの戦いをすることになるんでしょうけど・・・・・

 

そういえば、 「大手総合商社の7社がそろって過去最高の連結最終利益を予想。(業績好調の最大の要因は資源価格の高騰)」

というニュースを目にしました。

 

資材の高騰ってもしかして、商社の陰謀??と勘繰りたくなっちゃいますね!(笑)

 

黒田日銀総裁は「日本の場合、消費者物価が大きく上昇する可能性は極めて低い!」とおっしゃっているので、建築資材の高騰が収まることを祈るしかありません。

 

令和4年2月12日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治

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