ほっとけばいいのに・・・
最近あるニュースが流れるとすぐにチャンネルを変えます。
それは、皇族だった眞子様のお相手の小室さんのお母様のニュース。
芸能人や注目を浴びている一般の方の人生を、ある事、無い事を面白おかしく記事にして、土足で踏みにじるマスコミには、以前から嫌悪感を示しておりますが、今回も例にもれず、ひどい・・・・
小室さんの母親が何をしてたとしても、これからともに人生を歩もうとしている若い二人には何の関係もないはず・・・ 温かく見守ってあげましょうよ!
視聴率のため、仕事のためとはいえ、マスコミがあの二人をかき回す権利はあるのでしょうか?? 私はせめてもの抵抗でそういう下世話なニュース関連は一切見ないようにしております。
不倫とかのニュースだって家族の間の問題で、私達視聴者には関係の無い事! その家族の子供たちがどれだけ傷ついてもお構いなしに根掘り・葉掘り記事にする!
とはいえ、そんなニュースが好きな方々がいっぱいいるから、何時まで経っても無くならないんでしょうね・・・・
残念ながら人間の中には、「他人の不幸を喜ぶ」心理を持つ人が一定数存在してしまうそうです。
そういう人が抱えている心理のことを「シャーデンフロイデ」というそうです。 日本語だと「ざまあみろ」が近いかもしれませんね。
醜い心理なので、誰もが「自分はそんなことはない」と思うかもしれませんが、政治家や芸能人が不祥事・スキャンダルで追い込まれた際のニュースを、やや興奮気味に見たり読んだりしているときの心の中には「シャーデンフロイデが」潜んでいるんだとか・・・・・・。
もしも、あなたの周りに、不倫なんかで炎上した芸能人について興奮気味に語る人がいたら、シャーデンフロイデが強い傾向にありそうです。
シャーデンフロイデは、何らかの不公正や不平等を感じていた者が、他者が見舞われた不幸によって果たされる消極的な復讐とも言えます。
ライバルに連続でゴルフに負けた方が、そのライバルが大叩きしたときにこっそり小躍りしているのを良く見かけますが、これもシャーデンフロイデの心理なのかもしれませんね(笑)
シャーデンフロイデを促すのは「妬み」が原因になること。 異性より同性に対してその傾向が強くなること。がわかっています。 私も含めてみなさん気を付けましょうね!
まぁ、それにしてもこの心理は醜い感情に違いありませんし、メディアと言う武器を使って過ちを犯したかもしれない人や間接的にその家族を堂々と攻撃していいものでもありません。
いつかテレビCMが出来る会社になったら、勝手な尺度で正義感を振りかざし、他人の不幸やプライベートを放映して成り立っている番組のスポンサーにはならない!
と誓うのでした。
令和3年10月28日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治