社長ブログ

H・G・ウェルズの宇宙戦争

その昔、私が可愛らしい(??)少年時代には、母が毎月購入してくれた名作を子供用に要約した本を読み漁りました。

 

その中でも、読むたびにワクワクさせてくれたのが、ジュール・ヴェルヌと、H・G・ウェルズの小説でした。

 

ジュール・ヴェルヌさんの「地底旅行」や「海底二万里」などはディズニーシーのアトラクションのモチーフになっているのでご存じの方も多いと思います。

 

子供にとっては、H・G・ウェルズの小説はなんなとなく怖いお話でした! 地球に火星人が攻めてきて人類を殺したり(宇宙戦争)、未来では人類が地底人とその地底人に食べられてしまう食用の人類の二種類に分けられていたり(タイムマシン)・・・・

 

その中でも、私の印象に強く残った物語は「宇宙戦争」でした!

 

圧倒的な武力で火星人が攻めてきて、人類が、「もうダメだ!」とあきらめかけたときに、火星人を倒し、人類を救ってくれたのは〇〇〇・だった!

ってお話ですね!(たしか、トム・クルーズさん主演で映画にもなりましたね! 映画の方は見ていませんけど・・・)

 

現在のコロナ騒動で常々思うのは、このままでは自分たちが火星人になってしまうのでは???? コロナ怖い!除菌!除菌!と、神経過敏になり、すべてを消毒し続けてしまう人を見るにつけ、逆に免疫がなくなって病気にかかりやすくなるのになぁと、心配になってしまいます。

 

実際、年々アレルギー疾患も患者さんは増えているそうです。

清潔で綺麗な空間で過ごしているはずなのに、アレルギー疾患を抱えている人が増えている事実。

実は、この清潔すぎる環境が、アレルギー疾患に関係しており、乳幼児期に、清潔な環境で過ごしていると、細菌・ウイルスに対する抵抗力・免疫力が十分に育たず、それがアレルギーの発症に、大きく関係すると言われているからです。

 

殺菌・除菌・抗菌は食中毒を防ぎ、さまざまな感染症を予防できるのは事実です。

そもそも、予防接種は、少量の菌・ウイルスを体内に入れることで、実際に感染したときに大きな病気を引き起こさないように、免疫力を育てています。

つまり、必要以上に何もかも、殺菌・除菌・抗菌するのが、100%正しいとは言えないんですよね。

 

蝶よ花よと育てられ、箱入り娘、箱入り息子で育てた子供が、いきなり社会に出ると、ろくでもない異性にコロッと騙されてしまうのと一緒です。(笑)

 

話が脱線しましたが、何事にもある程度の「免疫」は必要なんです。

 

「宇宙戦争」の結末を知らない人のために、ネタバレにはなってしまいますが、何が火星人を倒したかを下記に記しておきます。(今から映画見ようって方はこれ以上読まないでくださいね! もう、何が火星人を倒したか、わかっているでしょうけど!(笑))

 

火星人を倒したのは、太古の昔から地球に存在する病原菌でした! 人類と違って、これらの病原菌に対する免疫が全くなかった火星人たちは、地球で呼吸したことで病原菌に侵されて死んでしまったのです。

 

我々も、コロナを怖がり過ぎて、除菌ばかりしていると、自分たちは大丈夫でも、数年後、数十年後に大事な子供たちが、免疫のない火星人体質(アレルギー体質)になっちゃうかもしれないことを考えなければいけませんね。 (汚いからと、一切動物に触らせないのも免疫を付けるという意味では良くないようです。)

 

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。

 

日本の政治もそろそろコロナに対する免疫をつけて、コロナ自粛の嫌な流れを、コロナと共に歩む流れに変えてほしいものです。

 

令和3年9月12日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治

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