大本営発表
オリンピックとパラリンピック開催には今でも反対の立場!
なので、総理や政治家の方々が、自慢げに「人流は減ってきている」「安全なオリンピックが開催できました!」「オリンピック関連の感染者率は0.02%と、とても少なかったです。」と語るたびに、「太平洋戦争末期の大本営発表か??」と思ってしまいます。(5年後、10年後にはこの時期にオリンピックを開催したことの功罪が、冷静に語られるようになるといいですね。 )
ちなみに、オリンピックの開催期間は選手が来日し始めた7月初めから約1か月間。 その間にオリンピック関係者430人もの方のコロナ感染が判明しました。(無症状の方もいるので実際の感染者はもっと多かったのではないかと思います。)
開催しなければ関係者の感染者数は0人だったわけですから、これを、「関係者の0.02%しか感染しなかったから、少なかった!」と自慢するのはどうかと思います。
コトバンクで「大本営発表」を調べたら
1 太平洋戦争中、大本営が国民に向けて発表した、戦況に関する情報。末期には、戦況が悪化しているのにもかかわらず、優勢であるかのような虚偽の発表をくり返した。
2 転じて、政府や有力者などが発表する、自分に都合がよいばかりで信用できない情報。
とありました!(笑) みんな思っていることは同じなんですね!(笑)
今までも巧妙に嘘を付き国民を欺いてきた政治家の皆さんですが、自民党が一強となり権力を持ちすぎてしまった第二次安倍政権の頃からは、森友・加計問題のようなバレバレの嘘でも平気で押し通すようになってきた気がします。
小学校の時に道徳の授業で「田中正造」さんのお話を聞いたときには、政治家ってなんて立派な人なんだろう!と子供心に感動した覚えがありますが、そんな人はもう政界には存在しないのでしょうか???
秋の選挙の時にはお目々をバッチリ開けて国民に嘘を付かない政治家を見極めて投票したいと思います。
令和3年8月30日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治