地震売買
空家相談士という資格を取得するために久々にまじめに勉強しております(笑) 届いたテキストが予想以上に分厚くてゲンナリ・・・・
ダイエットしなくてもテキスト見るだけで痩せそうです(笑)
テキストの第1章は不動産の戦前からの歴史から! その中に見なれない「地震売買」というなんとも恐ろし気な言葉がありました
早速調べてみました!!
「地震売買」とは・・・・・
借地人に不当な地代値上げを承認させたり,その追出しをはかる目的で借地人のいる土地を地主が売却すること。債権である不動産賃借権は第三者 (新地主) に対抗できないという民法の原則を利用し,特に日露戦争後の地価騰貴の時期に悪徳地主によって頻繁に行われた。(そしてその後にその土地を買い戻して高値で売却する。)
借地上に建物を有する借地人はこれにより,地震が起ったと同様の危険にさらされるのでこの名が生れるとともに,大きな社会問題となり,建物保護ニ関スル法律が制定される契機ともなった。この建物保護法は 1991年の借地借家法制定によって廃止され,その規定は借地借家法 10条に引継がれている。 #コトバンクより転載
怖い時代ですねぇ・・・・ 100年以上前は、今のように借地借家法がないので、借地人の方の権利が全く守られていなかったんですね!
(今は守られ過ぎな気もしますけど・・・(笑))
土地を高値で売るために、借地人を追い出す方法として一度土地を売却するなんて、まさにドラマの中の「悪徳地主」。
そしてその手伝いを、きっと「悪徳不動産会社」がしていたのでしょう。 同じ人間に対してなぜこんなことが出来るのでしょう???
不動産会社のイメージがいまだに悪いのには、バブルの頃の地上げや北海道の原野商法のように、その時代時代で、大きなお金が動くところに弱者を泣かせてまでもお金を儲けようとする、お金に目がくらんだ不動産会社が絡んでしまっているからなのかもしれませんね。
当社は、もちろん温かい不動産会社を目指します! 戦前の不動産の歴史から勉強させるなんて、「空き家相談士」なかなか苦労しそうです・・・・
令和3年6月26日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治