団体信用生命保険の加入は絶対必須？？
さて、いきなり問題です！！！
民間の住宅ローンをお客様が申し込んだときに銀行から「融資不可」と断られる理由の第1位は
「人物的に不可」（以前にクレジットで複数回未払いがあった！ 現在信販系ローンの借り入れがたくさんあるなど） なのですが、第2位はなんでしょう？？？
答えは、「健康上の理由で 団体信用生命保険に入れないから」 です。
住宅ローンを利用するときには、ローンを借りた方の身に何かあったときに、「団体信用生命保険」という保険の保険金で残っているローンの残債を生産するシステムになっています。
なので、以前に大きな病気を経験している人は、その団体信用生命保険に加入できないことが多く、そうすると、住宅ローンも貸してもらえないことが多いのです。
富山の金融機関で言うと、北陸銀行さんは 団体信用生命保険に入れない場合は、例外なく融資不可と断られます。
富山第一銀行さんや北國銀行さんなどは、住宅ローンと同等以上の生命保険に加入しており、20歳以上を超える相続人の方が同居者でおりその方が連帯保証人になることで、団体信用生命保険に入れない場合でも融資が通ることがあります。
いろいろなケースで見ていますが、当然と言えば当然ですが、４０代、50代と年を重ねれば重ねるほど、体のどこかに異常を抱えている方の割合が多く、団体信用生命保険に引っかかる確率が高くなります。
健康上に心配がある方で、20歳以上の相続人がいない方でも利用できる住宅ローンが一つだけ（私が知る限りですが・・）あるのをご存じですか？？
それは 「フラット３５」です！！ そう、昔は「住宅金融公庫融資」と言われていた、政府系の住宅ローンです。
以前に大きな病気を経験した方でも住宅購入をあきらめる必要はないのです。 この融資だけは、団体信用生命保険に入らなくても、「団信不加入届」1枚を提出すればOKなのです。
私たち不動産会社からすれば、フラット35は手続きが民間の住宅ローンより必要書類が多く、手続きも複雑で面倒な融資なのですが、こう言うときはお客様にとっての救いの神になりますのでお手伝いする立場からして非常に助かります。
とは、言っても、多くの金融機関から自分に一番合った 住宅ローンが選べた方がいいに決まっていますので、富山に限って言えば、不動産の価格は大都市に比べると非常に安いので30代の身体に異常がないうちに購入しておくことがベストなのだと思います。
（北陸銀行さんの団体信用生命保険は50歳までに加入すると、借入期間中ずっと借入時の金利のみで上乗せ金利無しで入れちゃうんです！ それも八大疾病特約付きの大盤振る舞い！）
えっ？ 30代だけど、家を買う前に、パートナーを見つけないといけない！って？
申し訳ありません。 人の仲介は当社ではしておりません・・・・・・ が、最近では、男女に限らず、おひとり様で家賃と同じ負担で、よりグレードの高い不動産を購入しているお客様も以前に比べて増えました！ ので、買わない言い訳を探すよりも一歩踏み出してみてはどうでしょう？？
運転免許を取ってから車を買う人がほとんどですが、車を買えば、免許が欲しくなるのと一緒で、家を購入すると、真剣にパートナーを探すようになるかも？？？(笑)
結婚式にお金はかけず、その費用を住宅購入に使おう！っていう堅実な20代ご夫婦にぴったりなシンプル戸建て！
令和3年3月7日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治
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