社長ブログ

仕事に誇り持ってます??

さて、先日、売主様が連れてこられた解体業者さんと解体後の現場に来て頂いてクレームを言わせて頂いたのですが、なんともお粗末な状態・・・

 

☆下水ますを、壊してしまっている。

☆表面上にガラが散乱している。(ガラとは、産業廃棄物の一種で、建物の解体に伴って生じたコンクリート破片ないしアスファルト破片、いわゆる「がれき類」のこと。)

☆隅っこに、思いっきり地表に露出して建物の基礎が残っている・・・・ (現場監督さんチェックしていないの?????)

 

当社の使っている解体業者さんだとこんなことは絶対にあり得ない、雑な状態・・・・

 

解体屋さんに、残っている基礎の撤去、現状のガラが残っている状態では困ること! 下水ますを復旧して欲しい旨を伝えると・・・・

 

「地表に露出している基礎の撤去は分かりました!でも・・・・!」

 

「下水ますがそこにあるなんてわからなかった! 事前に伝えてもらわないと困る。」

「どうせ古い下水ますだからどっかに有って壊したとしても入れ直すんだと思っていた。」

「売主からは、原状回復だけを頼まれた! 表面のガラは予めすき取っておいてくれと言ってくれないと出来ない」

などなど、あたかも、当社もしくは売主の説明が悪いかのような言い方。

 

住宅が建っていたところに上水道や下水ますが敷地内に存在するのは所有者様が住んでいたときに使っているのだから当たり前だし、壊すなんてもってのほか!

解体後に地表から数十センチの部分にあるガラを片付けるのは当然の仕事です。

 

もちろん、当社提携の解体業さんだとこんな雑なことはありません。

事前に上下水の位置を調べ、壊さないように配慮し、建物の基礎を壊した後はスケルトンバケットなる網目状のショベルで表面の大きなガラを撤去してくれます。

 

私は、見た目が優しめで、弱々しく、自分で言うのもなんですが、相手になめられがち!(笑)

なので、強く出ればこっちが折れたり、泣き寝入りすると思ったのかもしれませんが、売主様や買主様の為にはどこまでも強気になります。

 

仕事やお客様を大事にしない人、仕事に誇りを持って遂行しない人には徹底的に食い下がって、是正するまで引きません!

 

結果的にはその解体業者さんに直してもらうことに納得してもらうことになりましたが、こんな考え方が当社とは違い過ぎる業者さんとは二度と付き合わないかなぁというのが本音です。

 

地表に見えているものだけ私と小林君で拾ったガラの山(このガラが地中にいっぱい残っていると、買主様が建物を建築するときに邪魔になります。 ガラは産業廃棄物です!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その位置に下水道が入っていて、それを壊してしまったことを認識して頂くために地表から90センチ下に入っている下水管を掘り起こした様子

(腰にヘルニアを持つ私の代わりに、当社期待の元気社員 小林が掘ってくれました!)

真ん中あたりに赤っぽく見えるのが下水管です。

 

どうやら、売主さんには、あたかも解体業者自身は悪くなく、解体業者への私の説明が悪かったように釈明している様子!

 

富山で一番を目指す当社に嫌われる行為をするなんて、大胆不敵!(笑)

この会社が、いつか後悔するぐらい大きくなると改めて心に誓うのでした!

 

 

 

今回の当社の反省点としては、(お客様が連れてこられた解体業者さんはどんなレベルかわからないから、最低レベルと想定しておいて)

1 上下水道の位置の説明

2 上下水道を壊してはいけないことの説明

3 地表から50センチぐらいは大きなガラが残らないようにスケルトンバスケットなどで土地をさらってくれるよう依頼

4 隣地の擁壁にひびを入れてしまったらその補修

5 樹木の撤去に関しては地中の根も撤去するように指示

6 解体が終わる日が確定したらそれを当社に報告をもらって立会いの設定依頼

の5点を徹底して説明するようにいたします。

 

令和2年12月1日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治

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