社長ブログ

誰にでも丁寧に接すること

先日、セルフのガソリンスタンドに立ち寄った時のこと。

 

ガソリンを入れていると、スタッフの方が寄ってきて、「タイヤ交換大丈夫ですか?」「ウォッシャー液無くなってませんか?」と優しい感じで聞きに来てくれます。

 

とっても丁寧な対応です。

 

「今のところは大丈夫です。 ありがとうございます。」と、お断りして、そのスタッフの方は「なにかありましたらお声がけくださいね!」と、さわやかに立ち去っていきました。

 

その数秒後、「おいっ! そこ停めんなっていってるだろうが!! そこは違う車停めるんだよ アホたれっ!」 だそうです。 数秒前にさわやかに去っていったそのスタッフが豹変して部下の方に怒っているようです。

 

怒られたスタッフはまだこの会社に入ったばかりかもしれませんし、すでに何年も経っているのに同じようなミスをしているのかもしれません。 きっと強く怒りたくなる理由があったのでしょう。

 

でも、お客様(私のほかにも何人も周りにいました。)がいる前で、たとえ部下にであろうと、大声で汚い言葉を浴びせるのはよくありません。

渡井が見る限り、危険なミスではなく車を違う場所に停めようとしただけです。

 

私は、少なくともこのガソリンスタンドで、タイヤ交換やワイパーの交換をお願いするのは、よっぽど急ぎで、ここでしかできないような状況の時でない限りお願いしないと思います。

だって、タイヤ交換をしたもらったとして、してもらった内容に不満が有ったり、トラブルが起きた場合に、今回のスタッフに、文句を言ったら怒鳴られたりすごまれること可能性があることを想像してしまって、嫌な気分になってしまうから!

このスタッフがお客様の前で大声でスタッフを怒ることを許容しているガソリンスタンド会社に対しても、教育体制がしっかりしていない会社なのかな??と思ってしまいます。

(当社だとしたら、お客様の前で部下を感情的に叱責するスタッフがいたら、私はお客様のいないところで、「お客様に嫌な思い、気まずい思いをさせてしまったこと」に対して叱ると思いますし、二度とさせません。)

 

私の周りのお客様も、ガソリンスタンドのスタッフさんのあまりの落差のある態度を見て、同じように感じたことでしょう。

 

いろいろな会社にお打ち合わせなどでお伺いしていると、社長さんが部下の方に私の目の前でりつけたり、偉そうに命令しているのを見かけることも多々ありますが、「この社長さん、損なことしているなぁ・・・・」と感じます。

 

でも、他人の目があるからって、日ごろ内部の人間や家族に対しての態度って急に変えられないものなんですよね。

 

と、言うことは、日ごろから、内部の人間や家族に対しても丁寧に接し、怒りに任せて感情を相手にぶつけないようにすることを意識的に抑制する必要があるのです。

 

逆にどんな人の前でも同じ丁寧な礼儀正しい態度を心がけるようにしている人って素敵ですよね!

 

人によって差の大きい態度をとってしまう人は、端から見て、調子のいいご機嫌取りにも見えます。

またそんな人は、自分中心の考え方があり、卑しい心が垣間見えてしまいます。

 

自分にメリットがあるかどうか関係なく、誰と接するときも、丁寧で礼儀正しい態度を心がけるのが最も好印象です。

 

人を尊重する人が、人から尊重されるのです。

 

みなさん出来てます???

 

令和3年3月5日  ViVi不動産株式会社 矢郷修治

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