社長ブログ

OKの距離

今回はゴルフのお話しです! ゴルフに興味のない人、ルールがわからない人には面白くないかも・・・・ ごめんなさい。
私の趣味はゴルフです!
趣味とは言えど、接待にも使えるし、ストレス解消にも、運動不足解消にもなるし、同業者との交流の場にも使えるし、不動産業者にとっては最強の趣味と言えると思います。
年間50回以上プレイしているのでいろんなプレーヤーと回っています。 そのためマナー違反やルール違反に、気づいてしまいがち。
ゴルフにも、遊びのゴルフから接待ゴルフまであるのですが、最近私を悩ませるのが、パットのOKの距離!!

皆さんはどれくらいの距離でOKパットにしていますか?

元々 ワングリップOKを、ワンクラブOKと勘違いしているとしか思えないプレイヤーがいるので改めて説明しますと、
「ワングリップOK」とは、コンペの進行を考慮して、グリーン上でパター「グリップ」1本分(パター1本分ではありません! パターを握るグリップ部分1本分 約26~27センチ)の長さ以内にボールが寄った場合、次のパットで入ると見なして拾い上げるローカルルール。 です!

そうなんです! 実はワングリップって実際に測ってみると結構短いんです。

恐らく今まで結構ユルくやってたなぁ・・・と思われる方は多いかも知れませんね。基本的には、絶対に外さない距離をOKとしていますので、逆に考えれば、このくらい近くなければOKにはならないのは当然なのです。

しかし、このワングリップOKや6インチOKというローカルルールが、巷に自分に甘いプレーヤーや心の弱いプレーヤーの心を蝕みマナー違反を誘発することに!

こんな光景よく見かけませんか??

 

・他のプレイヤーが「OK」を出してもらうまで、マークを置こうとせず、「OKくれくれ光線」を出し続ける。

 

・他プレーヤーがそれでも「OK」をくれないと「これOKですよね??」と自分から聞いてくる。

 

さらにひどい例だと、

 

・パットを外したプレイヤー自身が、「この距離ならOKだろう!」と言ってボールを取り上げてしまう。

 

・お先に!と打ってパットを外した後に、「これOKデシタヨネ!」と聞いてくる。

 

みんな セコスギマス・・・・・

 

ゴルフは楽しくプレーするものですが、一緒に回る人を不快にするべきではありません。 ワングリップはワングリップなんですから、それ以上は求めてはいけません。

 

特に、他のプレーヤーとお昼ごはんや夜ご飯を賭けて(お金は賭けちゃだめですよ!(笑))るのであれば、OKに関しては厳しくしないといけないし、インチキはしてはいけません。

 

ゴルフは 「マナーにはじまり、マナーに終わるスポーツ」なんです!

そして、プレー中のマナーが、厳しいのは確かですが、基本を守って心を強く持てばさほど難しいことではありません。

人が打つときは口を閉じる、フォア―の声を忘れない、グリーン上では人のラインを踏まない、ディボット跡はちゃんと直す、ミスショットしてもクラブを投げない、パットを外してイライラしたりボールを蹴ったりしない、スロープレーに気をつける。 などが主なものです。

 

ほかにもいろいろありますが、よく考えれば一般的なマナーと同じで、 場所がゴルフ場に変っただけなのです。

「プレー中に関しては人が不快に思うことをしない!」 この一点につきます。逆に相手が気持ちよくプレーできるように振る舞うのがベストです。

 

スコアも自己管理、自分に厳しい人のみプレー可なのです。

ゴルフが紳士のスポーツと言われる理由はすべて自己申告のスポーツだからです。 1ホールごとに自分で打数を数え自己申告します。

誰かが数えてくれているわけではありません。全て自己責任。 ゴルフはスコアをごまかそうと思えば、ごまかせてしまいます。

 

私個人は、ワングリップOKのルールでプレイする場合、ワングリップより、気持ち長め(10センチ程度)でOKを出しています。(でも、みんなに厳しいと言われる始末(笑) 私が厳しいのではなく、みんなが甘えすぎなだけです。 元々の競技ゴルフには、「ワングリップOK」なんてルール存在しないのですから! そんなに甘々のゴルフしたいのならグリーンに乗ったらOKとか、1回グリーンでパット打ったら何m残っててもOKとルールを変えればいいのです。 でも、それじゃゴルフ面白くないでしょ!
1mの距離を残したパットで入らずOKになって2ストロークになるのはとってもショック! 気持ちはわかりますがそれがゴルフですし、だから面白いのです。)

OKを出せない距離のときは、丁寧に「OKあげたいところだけど、下りだからまだOKできないな~」とか「やっぱりパーなら沈めないとダメだよね~」なんて笑いながらOKが出せないことを伝えるようにしています。

とはいえ、接待ゴルフだと、もちろんOKの距離はぐーんと伸びます。(笑)

とはいうものの、どんなに伸ばしてもパター半分くらいが限度なのかな と思っています。

最後になりますが、私が今までで一番びっくりしたOKは、

「カップ3m以内OK」でした。

グリーンに乗って、1回パターを打ったらほぼOK。

ほぼ100%!と言ってもいいほど、2パット以内で上がれる形です。

コンペでしたので、こんなOKは別組のプレーヤーに申し訳ないと思いましたが、4人中2人が私より年上で同業界のお偉方。
その上、元々のゴルフの実力が私よりも上!と来ていますから、逆らいようもありません。
片方のお偉方がいないときには私たちがOKを出してあげないといけないのでしょうが、そんな遠いOKを出したことが無いので黙っていると、お偉方と仲の良いキャディが「OK」と言ってボールを拾い上げてしまう始末・・・
芸人のいとうあさこさんじゃありませんが、「なんかイライラする・・・・・」と言いたいのを18ホール我慢して、気持ちが萎えながらプレイしていました。(OKをもらわなくていいように一発で沈めてやるとアプローチもファーストパットも強めに打つので、逆に失敗してスコアは伸びませんでした。)
(名誉のために言いますと、私も、もう一人のプレーヤーも普通にスコア100を切れるプレーヤーで、3mOKをもらわなければいけないほどの、進行の邪魔をするスロープレーヤーでありません。)
どうも、その方が3mOK出すのは有名だったようで、プレイ終了後、別組の方から、「あの組にいたら、いつもよりいいスコア出たでしょ~~」なんて嫌味までいわれてしまいました。
みんな同じ条件で、同じ参加費を出してプレイするコンペでは絶対厳禁の行為ですね!
ゴルフはその人の人柄、考え方がはっきりとわかって、その人が信頼に足るかどうかがある程度わかってしまうスポーツです。
私が厳しすぎるのかもしれませんが、不快な思いをさせられてしまうプレイをする方々とはどうしても疎遠になってしまいます。
OKの距離はいろいろありますが、仕事でも遊びでもやはり最後に「今日は楽しかった! またやろう!」と皆で心から言い合えるのが一番ですね!
「遊びと言えどもゴルフは紳士のスポーツ! ルールやマナーを厳しく守ってこそプレイする資格があります。」
このブログを読んで、心当たりがある人は明日からでも襟を正してみては??  きっとゴルフを誘ってくれる仲間がぐ~~~~んと増えるはず!
令和2年12月10日
ViVi不動産株式会社 矢郷修治
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