社長ブログ

言ったもん勝ちではない!

当社で土地を仲介させて頂いたお客様が、お家を建てようとしたら、隣の人から「目隠しになるようにそちらの土地の中にそちらの負担で塀を作ってくださいね!」と言われたそうです。

 

旧所有者にもそういう要望を伝えていたと言っているそうですが、本当かどうかも疑わしいし、例え聞いていたとしても、前所有者も本気にしていなかったのでしょう。

 

こういう身勝手な隣人さんは結構存在します。

 

あたかも、そこに先に住んでいた人が偉いかの様にふるまい、身勝手な要望を押し付けてくる。 こういう人たちが決まって使うフレーズが「既得権」

 

既得権と言うのは 「国や地域・組織などの社会的集団や特定の個人が、過去の経緯や慣習、法的根拠に基づいて、取得・維持している利益を伴う権利。」です。

隣の土地がず~~っと空き地で眺望が良かったり、塀が必要なかったのは、隣人の既得権益ではありません。 以前から住んでいたからと言って、塀を作れ!と要望する権利もありません。 言うだけはタダですけどね・・・・

 

自分の家を覗かれたりするのが心配だったのなら、その隣人さんが、その土地を購入すればいいだけの話です。 その資金力が無いのなら、自分の敷地内で、自分のお金で塀を建築するか、せめて折半で建てませんか??と提案してくればいいのです。

 

私も、以前に購入した土地で、こちらの敷地でこちらの負担で塀を建てろ! と、言われた経験がありました。  隣人の方々とは仲良くはしたいけど、なんでもかんでも言いなりになるわけではありません。

 

私自身必要性を感じませんでしたので、塀をこちら側で作るのははっきりと断りました。

それ以降、私は、ず~~~~っときまずい(笑)のですが、それを言ったことで、逆にあまりこちらには干渉してこなくなりました。

 

隣人とは仲良しなほうがいいに決まっていますが、わがままな隣人にず~~っと我慢するよりは、あえて距離を置いて嫌なことは嫌!と断って生活するほうが楽ちんに暮らせます。

 

きっと、なんでもかんでも無理な要望をしてくる人って、いろんなとこで無理な要望を突き付けています。

「ダメもとで、言うだけ言ってみよう!要望が通ったらラッキー!」ぐらいで考えている可能性が高いのです。

なので、きっと断られ慣れていて、断っても気にしません!  ですから、断ることを気に病む必要はないのです。 (自分に言い聞かせています(笑))

 

隣人に配慮する、奥ゆかしい人が少なくなり、権利を声高に自分のことばかり主張する人が増えた日本。

お隣さんだからとか、知り合いだからとか、何らかのしがらみがあってもなんでも我慢するのではなく、NOなものはNOと言う勇気は必要なのかもしれませんね。

 

令和4年6月11日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治

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