社長ブログ

敷地内駐車場の融雪が出ない!

富山で35年ぶりの大雪が降りましたね。

 

この大雪でマンションにお住まいの方から何件もお聞きしたのが、マンションの敷地内駐車場に設置されている融雪装置の働きが悪くて役に立たなかっていうお話です。

 

この原因は、融雪装置の井戸の深さにあるんではないかと睨んでいます。

 

国道や県道などの融雪に使う井戸は大体100m~200m以上地下を掘っていますので、枯渇することはなかなかないのですが、7m~20m程度の深さの浅井戸だと、雪が多く降った時には、道路の融雪で大量の井戸水が使われるので浅い井戸しか掘っていない設備の融雪は、枯渇してしまうことがよく起きてしまうのです。

 

今回はまさにそうだったのではないでしょうか?  大雪で必要な時なのにほとんど融雪の水が出ないで車が出せないなんて、「便利な暮らしができると思ってマンション買ったのに話が違う!」と思うのも無理はないですよね。

 

これってマンションを作った不動産会社さんの責任なのか? 井戸を掘った施工業者の提案力の甘さK? 井戸の深さを確認しなかった購入者の責任なのか? 判断は難しいところですね・・・・

 

ちなみに当社の駐車場にも融雪装置付いてますが、知り合いの井戸屋さんが40m以上に掘ってくれましたので今回の豪雪でもじゃんじゃん水は出ておりました!

 

それにしても、井戸の深さなんてマンション買うときに確認しないですよねぇ・・・・ 重要事項説明書の記載事項にも指定されてないし、私たち不動産会社もお客様に聞かれたって調べれるのかなぁ???

 

分からなかったので富山で井戸のことなら信頼度№1の 「ナリキ」の 成伯社長に聞いてみました。

 

井戸の深さは、設置されたポンプを見ると深い井戸か浅い井戸かわかるそうです。 100m以上の水をくみ上げるには高性能の大型ポンプが必要だし、浅い井戸ならそこそこのポンプで大丈夫ってことなんですね!

 

ナリキさんで工事した井戸に関しては、(今回のような大雪も想定して井戸の深さを提案しているので、)今回どこも枯渇はなかったんだとか!

 

流石です!

 

ん? そうなると今回のマンション駐車場の融雪が機能しなかったのは、井戸の掘削費用をケチった分譲主である不動産会社か、提案が甘かった施工業者ってことになるのかな??  築10年以内の築浅マンションであれば分譲主に欠陥だとして是正を求めることができるかもしれませんね!

 

 

令和3年1月21日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治

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